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【転載開始】

■れいわ大石晃子氏は「正論」掲げ懲罰動議・・・
 かつて国会ではプラカード抗議で怒声など
 日常茶飯事
 公開日:2024/10/03

 

主張はもっとも(C)日刊ゲンダイ

 1日の衆院本会議で行われた首相指名選挙
の際、
「裏金隠しの解散やめろ」
「能登の補正予算を」
と書いた紙を壇上の投票箱の横で掲げて注目
を集めた、れいわ新選組の大石晃子共同代表
(47)。

 自民、公明、日本維新の会、国民民主の4党
は2日、大石氏を懲罰委員会に付すべきだと
する動議を額賀福志郎衆院議長(80)に提出。
早ければ7日の本会議で可決される見通しと
なった。

 自民などは大石氏が額賀議長の指示にも応じ
ず、衛視に降壇させられたことを問題視したら
しい。
だが、各メディアの世論調査では回答者の
7割前後が今も裏金事件の再調査を求めている
上、能登半島は大地震、記録的な豪雨と未曽有
の大災害に見舞われ、復興・復旧は待ったなし
だ。

 石破茂首相(67)は総裁選で主張していた
はずの衆参予算委員会などでの野党との論戦を
避け、早期解散に踏み切る方針だから、
これでは衆院選の期間は政府、与党に国民の声
を届ける機会が少なくなってしまう。

■《裏金議員の方が悪質だろ》と擁護多数

 大石氏が壇上で私利私欲の好き勝手な主張を
したのであれば懲罰は当然だろうが、
「裏金隠しの解散やめろ」「能登の補正予算を」
は、多くの国民の声を“代弁”したに過ぎない。

 かつて国会の本会議場や常任委員会などでは
議員がプラカードを掲げて抗議の声を上げる姿
がしばしば見られた。
自民党議員もまた、民主党政権が進めた
「子ども手当」の審議の際、委員会で複数の
議員がプラカードを掲げて怒声を上げていた。

 本会議場で紙を掲げて国民の叫びを訴える
行為と、常習的、組織的にカネをため込み、
識者などから脱税とも指摘される“犯罪”に手を
染めていた裏金議員の行為のどちらが悪質なの
かは明々白々。

 《正論を言うと罰せられるのか》
《じゃあどうすればよかったのだ》
《裏金議員の方が悪質だろ。こんなことで懲罰
するな》

 ネット上では大石氏に対して批判的な意見
よりも、擁護する声が目立つ。

【転載終了】

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 まあ、維新の党や国民民主党は「ゆ党」と
いうより″同じ穴の貉″・・・ですかね。