日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■マイナ「文字化けトラブル」続出も・・・
河野太郎は現場の混乱放置、総裁選演説で
改革派気取り
公開日:2024/09/20
どうにも言わないと気が済まない・・・
(C)日刊ゲンダイ
「いろんな改革の先頭に立てば、当然、逆風
の中で傷つきます」──。
19日、東京・秋葉原駅前で開かれた自民党総裁
選の街頭演説会で、河野太郎デジタル大臣(61)
はマイナカード普及などを念頭に、そう訴えた。
続けて
「傷だらけになりながらも、やらなければなら
ない改革をしっかりと進めてきた河野太郎」と
自画自賛。厳しい残暑に、お寒い限りだ。
やたら自己評価の高い河野は14日に名古屋で
行われた演説会でも、その片鱗をのぞかせた。
マイナカードを使ったコンビニでの住民票
などの交付に関して、名古屋市民から
「できない」との声が寄せられた際に
「市長を代えてください」と応じていると発言。
曲がりなりにも市民が選んだ市長を上から目線
で「代えろ」なんて、言わなきゃいい話だ。
それでも、いらんことを言わないと気が済ま
ないあたり、まさに「河野太郎」だ。
いくら改革派を気取ったところで、
マイナ保険証をゴリ押しされる医療現場は
たまったもんじゃない。
政府が5~7月を「利用促進強化月間」に位置
付け、アノ手コノ手を講じた結果、利用率は
約1割に微増。そのせいで医療機関の窓口での
トラブルが増えている。
全国保険医団体連合会(保団連)がきのう、
5月以降に発生したマイナトラブルの調査結果
を公表。
約1万の医療機関のうち「トラブルがあった」
が約70%に上り、昨年末に実施された前回調査
に比べて10ポイント増えた。
■「●」が出て誰だか分からない
トラブル内容は「●が出る」(67%)、
「カードリーダーの接続、認証エラー」(52%)、
「資格情報が無効」(48%)など。
ちなみに、前回調査でも「●が出る」が約7割
で最多だった。
保団連事務局次長の本並省吾氏がこう言う。
「文字コードが異なることから生じる『文字化け
』です。要するに、システムの根幹の問題。河野
大臣は『文字化け』を『仕様』と主張しています
が、漢字の複雑さをナメてかかり、システム構築
したせいです。医療機関の窓口で患者さんに正し
い漢字を聞かなければならず、事務の手間を増や
しています」
文字化けトラブルに関して、医療現場からは
〈「髙」など特殊な文字について●となり、カル
テの修正を求められる〉
〈姓にも名にも●が出て、もはや誰だか分からな
い〉などの苦情が相次いでいる。
トラブルが減るどころか、むしろ増えている
現状を河野大臣は放置。
「いらん改革」を誇るよりも、現行の保険証を
残して欲しい。
【転載終了】
***********************
そろそろ、世界に通用するリーダーが
出てきてほしいものです。