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【転載開始】

■河野太郎氏の「解雇規制緩和」強気発言に
 SNS《自民党議員からクビに》のド正論
 公開日:2024/09/04

 

解雇規制緩和の適用第一号は「居眠り太郎」
(C)日刊ゲンダイ

 居酒屋では積極的に行動して目立つものの、
職場では意欲が感じられずに存在感ナシ。
ITスキルは低く、自席にいるよりも喫煙室で
タバコを吸っている時間の方が長い。

 「終わったぞ~」などと連呼して忙しい
ふりをするだけで何もせず、若い社員から
嘲笑されていることにも気づかない。
そんなバブル時代を謳歌した
「働かないおじさん」にとっては驚きだった
ろう。
自民党総裁選(12日告示、27日投開票)に
出馬表明した河野太郎デジタル相(61)が、
「解雇規制の緩和」に意欲を示していること
だ。

 河野氏は8月29日のテレビ東京
「ワールドビジネスサテライト」に出演した
際、「雇用の流動性を高めるためには解雇の
金銭解決制度などを導入し、解雇規制を緩和
すべき」などと発言。
たちまち、ネット上では
《クビ切り自由となったら経営者はやりたい
放題。社員は使い捨てになる》
《派遣の次は首切り自由化か。ふざけるな》
と猛反発の声が上がった。

 解雇とは使用者側が一方的に労働契約を
解除することで、労働者が不当な理由で解雇
されないようにするための法律や規制が解雇
規制だ。
労働基準法では、使用者による解雇権の濫用
を防ぎ、労働者の権利を保護するために一定
の制限を設けている。

■ロクに働かず、裏金をためるばかりで生産性
 の低い自民党議員からクビに

 だが解雇規制によって、すでに “社内失業”
しているとされる「働かないおじさん」を
なかなかクビにできないため、経営者側から
は規制緩和を求める声は以前からあった。

 河野氏の発言はこの要望に応えた形で、
SNS上でも
《社内失業者を早くやめる仕組みがほしい。
他の社員の収入が増えない》
《解雇規制の緩和に賛成。ただし、新卒、
既卒の採用ハードルも下げるのが条件》
などと規制緩和に一定の理解を示す声も
みられた。

 さらに2日配信の「ABEMA TIMES」に
よると、河野氏は「ABEMA的ニュースショー」
で、「効率が上がらない企業は一回終わりにし
て、そこで働いている人はセーフティーネット
で生活を保障しながら、新しい技術を身につけ
てもらう。今はこういう時期でどこも労働力が
不足していますから」などと主張していたこと
が報じられ、これまたネット上で
《生産性、効率の上がらない企業は潰せと。誰
が判断するの?》
《セーフティーネットを削り続けているのが
自民党ではないか》と論争になった。

 「解雇規制の緩和」「効率の悪い企業は終わり」
ーー。
踏み込んだ発言を続けている河野氏だが、SNS
ではこんな皮肉交じりの意見も。

 《ならばロクに働かず、裏金をためるばかりで
生産性の低い自民党議員からクビにして》

 《河野大臣は偉そうな事いっているけれど、
いつも予算委員会で居眠りのアナタは何?自分
自身の働きは効率がいいと思っているのか?》

「隗より始めよ」だ。

【転載終了】

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 なんか、自分の発言がことごとくブーメラン
になって帰ってきてますね。