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【転載開始】

■兵庫パワハラ知事やコバホークも? 
 東大→官僚→政治家は“ピカピカの経歴”に
 あらず旧いタイプ
 公開日:2024/09/04 

 

小林鷹之前経済安保相も東大法学部卒の
元大蔵・財務官僚(C)日刊ゲンダイ

 兵庫県の斎藤元彦知事(46)は先月30日
の百条委以前から、パワハラ疑惑について
「業務上必要なものとして厳しく指導する
ことはあった」と言い訳していたが、
30代の霞が関官僚はこう明かす。

 「もちろん指導は必要です。ただ、今どき
は厳しくした時点でパワハラなんです。指導
は淡々、むしろ優しいぐらいじゃないとダメ。
それが分かっていない発言が、すでに昭和。
感覚が古い。子供に暴力を振るうDV男が
《しつけ》と言い訳するのと大差ないような
・・・いずれにせよ、旧タイプの東大OBですね」

 斎藤知事は東大経済学部卒、総務省の
キャリア官僚を経て知事に。
“ピカピカの経歴を持ったエリート”と評され
がちだが、20代の東大大学院生も
「単なる“承認欲求おばけ”じゃないですかね
え」とこう続ける。

 「東大生って基本的には2タイプいる。
“本物の天才”と“努力の天才”です。ずばぬけ
て優秀な本物のエリートは研究の道に進むか、
研究を生かして起業の道を探る。次に優秀な
努力型は、高年収が望める外資系コンサル
(ティング会社)や、金融などから早期リタ
イアを考える。東大の中では認めてもらえず
不満タラタラ、プライドばかり高い野心家が
官僚から政治家を目指すのは、キャリアデザ
インとしては時代遅れでしょう」

 実際、東大の「学部卒業者の卒業後の状況」
によると、2022年度の法学部卒業者(398人)
のうち「公務」に進んだのは69人で、02年度
の108人、12年度の73人から減っている。

 まあ、庶民からすればそれでも十分エリート
なのだが、パリ五輪で20個の金メダルを取った
日本人アスリートは、もっとピカピカのエリー
トか。
男女問題に詳しいライターの日々晴雨氏は
「婚活市場でも、東大卒のウケは必ずしもいい
わけではありません」とこう明かす。

 「高学歴すぎる男性は、単純に女性が気おく
れする場合もある。勉強ばかりしてきた相手と
《会話が成り立つのかな》とか《一般常識が通
じないモラハラ男かも》などと身構えがちです。
似たようなエリート意識を持った女性なら気に
ならないんでしょうけど、東大卒という意識が
過剰な男性を見ると、どうしても《親も同じタ
イプなんだろうな》《親戚付き合いが面倒くさ
そう》などとあれこれ背後を探りたくなります。
要するに結婚相手としてはしんどい」

 自民党総裁選に出馬するコバホークこと
小林鷹之前経済安保相(49=写真)も東大
法学部卒の元大蔵・財務官僚だが、やっぱり
旧タイプ?

【転載終了】

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 昔、本当の東大エリートは中小企業に就職
して、ノウハウを吸収して起業するタイプ。
と書いたことがありますが、裏打ちされた形
ですね。

 しかも、官僚から政治家になるのは
″落ちこぼれコース″と聞いたことがあります。
要するに、官僚としては出世の見込みがない
ので、出身官庁のために働けとか?