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【転載開始】

■7月貿易赤字、6218億円=円安で輸入額
 膨らむ―財務省
 2024.08.21

 

貿易収支の推移

 財務省が21日発表した7月の貿易統計速報
(通関ベース)によると、輸出から輸入を差し
引いた貿易収支は6218億円の赤字だった。
赤字は2カ月ぶり。円安の影響で原油などの
輸入額が膨らみ、赤字幅は前年同月の約10倍
となった。

 輸入額は前年同月比16.6%増の
10兆2410億円と、4カ月連続で増加した。
商品別の内訳では、原油が12.7%増。
米欧などからの医薬品は45.5%増、
中国からのスマートフォンを中心とする通信機
は47.1%増と大きく伸び、全体を押し上げ
た。

 輸出額は10.3%増の9兆6192億円と、
8カ月連続で増加した。
輸出数量は落ち込んでいるものの、円安の影響
で半導体を含む電子部品や自動車の輸出額が
増加した。

 国別の貿易収支は、対米国が自動車と車部品の
増加で7686億円の黒字。
対中国は6385億円の赤字だった。

 7月の円相場は平均で1ドル=159円77銭
と前年同月比で12.3%下落した。
円安が輸入額と輸出額を押し上げ、いずれも7月
としては最高となった。 

◇7月の貿易統計
     輸出額    輸入額     差引額
総 額 96,192 102,410 ▲6,218
    (10.3) (16.6)   (―)
〔主要貿易相手別の内訳〕
中 国 16,553  22,938 ▲6,385
    (7.2)  (20.8)   (―)
米 国 19,220  11,534  7,686
    (7.3)  (21.9)   (▲9.0)
E U  8,970  10,731 ▲1,761
    (▲5.3) (10.8)   (―)
(注)通関ベース。単位億円、億円未満四捨五入。
カッコ内は前年同月比増減率%。▲は赤字または減。
―は比較できず
(了)
(記事提供元=時事通信社)

【転載終了】

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 日本は輸入に頼りすぎ、国内産業の空洞化が
進んでしまいました。
特に林業は壊滅状況で、海外からの輸入が増大
し、日本への輸出国が木の過剰伐採で災害が
頻発。日本がやり玉に挙げられています。

 また、建築資材としての「杉」が密集して、
花粉をまき散らしているという事なのでしょう。

 農業然り。
農産物の輸入過多で、農業自給率は10%しか
ないとの大学準教授の調査で判明しています。
30%以上というのは間違いのようです。

 食料難の時代が必ず来ると言われていいます
が、日本はどうするのでしょう?