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【転載開始】

■日銀「消費増税の影響を軽視していました」
 楽観論で増税容認するも消費物価は大幅悪化
 議事録を公開
 2024年7月17日

 

*日銀

 7月16日に日本銀行(日銀)が2014年上半期
の金融政策決定会合の議事録を公表し、
その中で消費増税の影響を楽観視していたことが
分かりました。

 日銀の議事録によると、当時の黒田総裁らは
4月に消費税率を5%から8%に引き上げた影響に
関して、会合では「想定の範囲内」との楽観論が
多数派となり、その後の影響を見抜くことが
出来なかったとのことです。
この時に異次元の金融緩和として国債の大量購入
が決定され、全国消費者物価指数も上昇傾向が
強まることになります。

 毎日新聞の記事には黒田総裁の発言として、
「消費税率引き上げ以降も物価の基調に変化はな
い」などと書いてあり、一部の委員から
「実質所得減少が消費の基調に影響するリスクが
ある」というような懸念意見があったとしながら
も、当時は消費増税を容認していた背景が浮き
彫りになってきました。

 消費は当初の予想と比べて駆け込み需要の反動
から低迷、円安の影響もあって賃金や物価上昇の
シナリオは崩壊することになります。
予想以上に日銀や政府は消費増税の影響を軽視
していた実態が明確になったと言え、結局は日銀
の楽観論が日本経済を悪化させたとも見ることが
出来そうです。

★消費増税、影響は「想定内」 物価2%達成を
楽観、変調見抜けず 日銀14年上半期議事録
https://news.yahoo.co.jp/articles/9726c06d
e77fa3ad6dcb490969763435c726e6f9
日銀は16日、2014年上半期(1~6月)に開いた
金融政策決定会合の議事録を公表した。
2年程度で2%の物価上昇を目指した量的・質的金
融緩和(異次元緩和)導入から1年が経過。4月に
消費税率を5%から8%に引き上げた影響が焦点と
なったが、会合では「想定の範囲内」(黒田東彦
総裁)との楽観論が支配的で、その後の経済・
物価の変調を見抜けなかった

【転載終了】

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 経歴は凄いのですが、官僚の中の官僚と
言われる財務省役人がいかに無能かという
ことに。
しかも、長期円安経済不況をつくり出した
A級戦犯が瑞宝大綬章を受章するとは。