日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■厚労省「マイナ保険証」利用ゴリ押し大暴走!
“悪質チラシ”放置し医療機関への一時金は
申請不要
公開日:2024/07/02
誤解を招く(厚労省講公式Xから)
現行の保険証廃止に伴うマイナ保険証への
一本化まで、2日で残り5カ月。
12月2日時点で有効な現行の保険証は
最大1年間にわたり使用できるが、政府は
「マイナ保険証に慣れてもらう」との理由で
移行をゴリ押し。
薬局でマイナ保険証しか使えないと勘違い
した患者とのトラブルが発生しても、
お構いなしだ。
〈ご注意ください!〉
〈本年12月2日から現行の健康保険証は発行
されなくなります〉──。
厚労省が医療機関の配布用に用意したチラシ
には、そう大書されている。
現行の保険証に代わる「資格確認書」の存在
は明記されておらず、見る人に
「早くマイナ保険証に切り替えなきゃ」と
思わせる“悪質チラシ”なのだが、厚労省は
「資格確認書については別途、周知・広報
する」(医療介護連携政策課)と言い訳して
デザイン変更する気ゼロ。
デザインはそのままに現在も医療機関で配ら
れている。
さらに行き過ぎなのが、窓口でマイナ保険証
の利用人数を増やした病院や薬局などに支払わ
れる一時金だ。
厚労省は先月末、医療機関に支給する一時金
の上限を最大20万円から40万円に引き上げ。
ナント、受け取るための申請が不要という
好待遇である。
なぜ申請不要なのか厚労省に聞くと、
「そもそも医療機関からマイナ保険証の利用
実績などの報告は不要であり、診療報酬の
口座へ払っている」(医療介護連携政策課)と
回答した。
コロナ禍の助成金や支援金は「手続きが面倒」
などの声が上がっていたのに、マイナ保険証に
関しては随分と手厚い。
保険証廃止の撤回を訴える全国保険医団体連合会
(保団連)事務局次長の本並省吾氏がこう言う。
「コロナ感染拡大防止の補助金は申請主義で、
煩雑さと補助の遅さに現場の医療機関は煮え湯
を飲まされたものです。国民全員に一律給付を
行うなど公益性の高い場合は『プッシュ型』な
ら理解できますが、マイナ保険証の一時金は
利用人数の増加というインセンティブに応じて
支払われるもの。患者にメリットもないし、
公益性もないのにオカシイですよ」
国は一体、誰のために仕事をしているのか。
【転載終了】
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マイナカードは、役所関係のみに使えば
効率化できていいですが、保険証等他に
紐付けする意味が分からないですね。
利権としか思えないですね。
現行のシステムでもなんの問題もないので
すから。
日本の政官は日本国内でしか通用しない
と言われる所以なのでしょうね。