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【転載開始】

■テレ東「激録・警察密着24時‼」の闇は
 広がるか・・・
 識者は「初動の好印象が反転しかねない」
 と指摘
 公開日:2024/06/29

 

後から出てくるというのが最も良くない
(C)日刊ゲンダイ

 いったんは終わったかに見えた騒動が
再び拡大を始めるか。
テレビ東京は6月27日の定例社長会見で、
同局が昨年3月28日に放送した
「激録・警察密着24時‼」について、
「摘発の日」というテロップが入った映像
が実際には前日に撮影したものであること
が判明したと明らかにした。

 問題となっている昨年の放送では、
愛知県警が会社役員ら4人を不正競争防止法
違反の容疑で逮捕した件を特集したが、
これについて同局は今年5月28日、
番組中に不適切な内容があったとして
番組公式ページで謝罪。
さらに同月30日には、番組を今後は放送
しない方針を定例社長会見で発表したばかり
だった。

 新たな「爆弾」とも思える要素が出てき
たわけだが、日刊ゲンダイDIGITALの取材に
対し、
同志社女子大学でメディアエンターテイン
メントを研究する影山貴彦氏は、
「今までテレ東が視聴者から集めていた信頼
が崩壊しかねない」と指摘する。

 5月28日の時点で問題として表面化して
いたのは、不正競争防止法違反で逮捕された
4人のうち3人が不起訴になったことを取り
上げていなかったことや、被疑者が「逆切れ」
したといったナレーションをつけるなど、
事実にそぐわない演出があったという点だ。

■当初はそれほど悪印象ではなかったがゆえ
 に印象が180度反転

 これに対しては同月30日の会見で番組の
放送中止発表や、6月19日に同番組がBPOの
審議入りをしたことがテレ東のニュース番組
「ワールドビジネスサテライト」で報じられ
たほか、翌20日にはスポーツニッポンが
『テレ東、自社の不祥事を報道 
「警察密着24時」巡り 「これは凄い」
「さすが俺たちのテレ東」称賛の嵐』との
見出しでネットニュースを配信するなどして
いた。

 影山氏はこれらの動きについて、
「テレ東に対する視聴者の心象は改善傾向に
あったが、今回の新要素の発覚で、その腰が
折れた」と分析する。

 「問題発覚以降、比較的先手を打っていた
と言えるテレ東の対応に対し、世論は同情的
で『他局よりはマシ』といった雰囲気でした。
テレ東といえば、どちらかといえば『テレビ
業界の良心』とでもいう雰囲気をまとってい
ると視聴者から感じられがちな局だからです。
しかし、今回、新たな問題が出てきたことで、
『何だ、他局と同じじゃないか!』という
世論に変わりつつあるように感じます。そう
なると、これまで視聴者に抱かれてきたイメ
ージが反転し、一気に悪印象を持たれかねま
せん」

 影山氏は併せて、
「まだ何か出てくるんじゃないか?」と疑わ
れかねないこの状況で、さらなるマイナス
要素が出てきた場合、
「一転して、同局にとって致命的な展開に
なる可能性もある」と指摘。

 仮にそのようなものがあるならば、テレ東
は一刻も早く公表するしかないだろう。

【転載終了】

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 相変わらずのやらせ体質なのですかね。

 テレ東だけではないですね。
この業界自体が信用できなくなってきて
いますから。

 日テレの24時間テレビでは、寄付の
横領や出演者にギャラが支払われたいた
問題。
そして、日テレとフジテレビのドジャー
ス出禁問題など。

 中国ドラマよりつまらない番組しか
つくれない局側の劣化は問題ですね。