日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■止まらないマイナ保険証ゴリ押しに我慢
の限界!
河野デジタル相に怒りのパブコメ殺到
公開日:2024/06/12
言いたい放題で現場に責任転嫁
(河野太郎デジタル相)/(C)日刊ゲンダイ
「何事もやりすぎということにならない
ように気を付けていただく必要はある」──。
マイナ保険証の利用促進について、
河野デジタル相は11日の会見で、
そう言い放った。
マイナ保険証への移行を呼びかける医療機関
の窓口で患者とのトラブルが生じたからだ。
政府は5~7月を「利用促進集中取組月間」
に位置付け、病院や薬局などに窓口で
マイナ保険証への移行を呼びかけるよう依頼。
利用者を増やした病院・薬局を対象に
最大20万円の支援金までバラまいている。
ゴリ押ししている張本人が「やりすぎ注意」
とは、ツラの皮でも鍛えているのか?
政府は今年12月2日に現行の保険証を廃止
する。
「残してほしい」との声を無視して、
マイナ保険証の普及の旗を振ってきたのが
河野大臣だ。
11日の会見でも、
「いま一番のネックが医療機関の窓口で
(マイナ保険証ではなく)『(現行の)
保険証をお持ちですか』というふうに声
がかかってしまうところ」
「そこ(声かけ)の是正に力を入れていた
だくようお願いしている」と言いたい放題
だった。
河野大臣の「やりすぎ注意」発言に、
現行の保険証の存続を訴える全国保険医
団体連合会(保団連)事務局次長の
本並省吾氏は「声かけの『台本』を作って
まで、利用促進に医療機関を協力させ
ながら、現場に責任転嫁とは典型的な
トカゲの尻尾切りです」と指摘。
「問題があるなら声かけをやめるべきなの
に、『是正』とは何様でしょうか」と語気
を強めた。
■患者の窓口負担増
政府のゴリ押しは異常な域に達している。
今月1日の診療報酬改定ではマイナ保険証
の利用を促す医療機関への診療報酬を増や
した。
病院に入る報酬は初診で80円増えた代わり
に、患者の支払いは3割負担で24円増で
ある。
河野大臣をはじめ、あまりに強引な政府
のやり方に国民の我慢も限界だ。
厚労省は先月24日から今月23日まで、
保険証廃止に伴う省令改正に関する
パブリックコメントを募集。
現行の保険証の規定が削除されるため、
保団連が6日にXで〈保険証を残して! の
声をぜひお送りください!〉と呼びかけた
ところ、11日時点でインプレッションが
180万回を突破。
〈意見送りました〉との声が相次いでいる
のだ。
「異例の勢いで拡散しています。政府が
既定路線にしている現行の保険証の廃止や
マイナ保険証のゴリ押しへの不満・反発が
一気に爆発している印象です」(本並省吾氏)
パブコメの件数や内容について厚労省に
問い合わせたが、「集計中」(国民健康保険
課)とのこと。
保険証廃止を撤回しない限り、怒りの炎は
大きくなるばかりだ。
【転載終了】
***********************
なんか、河野大臣が悪党面に見えて
くるから不思議ですね。
中国からは「おとうさんを見習え」
とまで言われてしまうし。