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【転載開始】

■図書館職員、7割以上が非正規に!
 低賃金状態が深刻化!
 生活すら困難と報告
 官製ワーキングプアが拡大
 2024年6月8日

 


 いわゆる官製ワーキングプアとも呼ばれて
いる公的な業務を行う非正規職員ですが、
中でも図書館職員において7割以上が
非正規雇用となっていることが分かりました。

 弁護士ドットコムが取り上げた
日本図書館協会の統計によると、公共図書館
や学校図書館で働く職員のうち7割以上が
非正規雇用で、賃金が平均的な一般労働と
比べて少ない上に、有期雇用となっている
場所が多数あるとのことです。
生活すら困難な低賃金だとされ、実際に現場
からは「とにかく給料が低い。生活できない」
「交通費を支給してくれない。くらしてゆけ
ないぐらいの低賃金も本当につらい」という
ような声があると取り上げられています。

 この官製ワーキングプアの流れは
リーマンショック前の小泉政権時代から
本格化し、安倍政権時代に拡大しました。
竹中平蔵氏が掲げていた派遣や非正規への
雇用促進として行われ、公務員や公的な仕事
が次々と派遣労働に切り替えられたのです。

 民営化や無駄削減の大義名分で実施される
も、実際には重要な仕事や図書館のような
歴史ある作業が切り替えられることになりま
した。

 その結果が低賃金の非正規雇用ばかりと
なった図書館であり、このまま自民党政権
が続く限り、根本的な流れが変わるのは
難しいと思われます。

★図書館職員、7割以上が非正規「生活でき
ないほど低賃金」 待遇改善求め、関係団体
が集会
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8a4
ce806acd85abcbfc03346f2b2411eb7ee
7e1
全国の図書館で非正規雇用の職員が増えて
いることを受け、日本図書館協会(日図協)
など図書館関係7団体や識者らが6月5日、
待遇改善をうったえる集会を東京・永田町
の衆議院第2議員会館で開催した。集会に
は、超党派の学校図書館議員連盟の国会
議員らも参加した。
日本図書館協会の統計によると、公共図書
館や学校図書館で働く職員のうち7割以上
が非正規雇用となっている。こうした
非正規雇用職員の多くが女性で、低賃金で
有期雇用という劣悪な待遇を余儀なくされ
ている。

【転載終了】

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 日本の衰退が始まったのは、小泉政権
が竹中平蔵なる人物を経済担当大臣に
任命してからですね。

 代表的なのは″派遣法改悪″です。

 そして、安倍、菅政権などが何かしら
の形で竹中平蔵なる人物を経済関連の
民間登用という形で据えてきました。

 一番お金を使ってくれる世代を非正規
にしてしまったのですから、お金が回ら
ないのは当然です。
従って内需縮小という形で現れました。