日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■小池都知事さすがに意気消沈・・・
自業自得の補選惨敗、国政進出消滅
で3選出馬にも黄信号
公開日:2024/05/03
完敗だった(小池百合子都知事)
/(C)日刊ゲンダイ
候補者乱立で混戦となった衆院東京15区
補欠選挙で、当選した立憲民主党の候補に
倍以上の票差をつけられ、5位に沈んだ
作家・乙武洋匡氏。全面バックアップした
小池都知事は
「本当に残念。街の反応はよかったが、票
につながっていなかった」と敗戦の弁を
述べたが、“女帝”が受けたダメージは計り
知れない。
乙武氏を推薦した「ファーストの会」の
関係者はこう肩を落とす。
「正直、2~3位につけられると思っていた
のですが、過去の不倫スキャンダルが50~
60代の有権者に嫌われたようで、予想を超
える大惨敗でした・・・。知事が9日間も応援
に入ったのに、最後まで悪評を払拭できな
かった。知事にとっては、相当手痛い敗北
です。本人は『乙武さんにバツをつけてし
まって申し訳ない・・・』と意気消沈。この
負けっぷりでは、噂される国政進出は完全
に消えましたね」
今回の乙武擁立を巡っては、もともと、
ファーストの会公認で自公が相乗り推薦す
る案が浮上していたが、乙武氏が出馬会見
で「自民党に(推薦要請を)出すつもりは
ない」と断言。
結果的に自公の推薦が立ち消えた経緯が
あった。
この“自公不要論”の発案者は「小池知事」
(複数の地元関係者)だったという。
「明らかな戦略ミスだ」と言うのは地元
の自民党関係者だ。こう続ける。
「初めから推薦を我々にお願いしていれば、
自民の組織票が乗り、こんな情けない結果
にはならなかったはずだ。結局、選挙戦
終盤になってから小池知事は自民のほぼ全
区議に電話で支援を要請してきたが、後の
祭り。さらに、最終的に公明党の支援まで
もらい、借りもつくってしまった。国政
進出はもう無理ですから、今後は自公に頭
を下げて、都知事の座にしがみつくしかな
いでしょう。まあ、自業自得ですよ」
7月7日投開票の都知事選への悪影響は
免れない。
2020年の前回知事選で、小池知事は
366万票を獲得し圧勝したが、次は“黄信号”
だ。
神通力に陰りが見えただけでなく、最大の
ネックは、元側近の告発で再燃中の
「学歴詐称」疑惑である。
都政関係者はこう言う。
「今後、新たな事実が1つ2つ出てくると、
さらに疑惑を引きずることになる。衆院補選
全勝で勢いに乗る立憲がいい都知事候補を
引っ張ってくれば、小池知事の3選は盤石で
はないだろう」
“女帝”陥落が現実味を帯びてきた。
【転載終了】
***********************
そもそも、評判の芳しくない
乙武氏を担いだのが間違いですね。
渡り鳥政治家が去り時を潮時を
わきまえているか?
自公は、一人でも多く取り込みた
いのでしょう。
岸田氏では無理があり、無駄な足掻き
ですね。