日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■旧ジャニーズが突き進める
「不誠実で不適切で不謹慎」な“悪手”・・・
「当事者の会」元代表も不信感あらわ
公開日:2024/04/23
スタートエンターテイメントとエージェント
契約を結んだ嵐の5人(左から二宮和也、
相葉雅紀、松本潤、大野智、櫻井翔)
/(C)日刊ゲンダイ
旧ジャニーズ事務所の新会社
スタートエンターテイメントは、
アイドルグループ嵐とエージェント契約を
締結。
グループとしての契約で、TOKIOに続いて
2組目だ。
またアイドルグループ「timelesz」
(旧Sexy Zone)の菊池風磨も同社との
エージェント契約を結んだと発表した。
旧ジャニーズ事務所所属タレントの
マネジメントを担う同社。
旧ジャニーズの性加害問題は
ジャニー喜多川氏のほか、スタッフ2人の
関与があらためて問題視されているなか、
版権や補償、ファンクラブなど、
スマイルアップ社との関係もクリアに
なっていないとの指摘などはどこ吹く風。
「タレントに罪はない」「むしろ被害者」
との主張で突き進んでいる印象なのである。
元ジャニーズで、被害者の補償問題などに
寄り添う「当事者の会」元代表の平本淳也氏
はこう言う。
「スタート社の福田淳社長が『全く独立し
た会社』と強調されていることからして、
関係者が違和感を募らせていると思います。
旧ジャニーズ事務所のタレントなら、スタッ
フも財産も、業界への影響力も受け継いでい
るのは周知のこと。昨年から、僕も問題提起
している通り、保有する財産、関連会社、
株式なども移譲によって関係を継続していく
というのであれば、看板のすげ替えとみられ
ても致し方ないでしょう。性加害込みでつく
りあげられた土台、利益をもとに、その救済
もブラックボックス化したまま、エンタメを
つくろうという姿勢こそ不謹慎じゃないかと
思います」
もともと旧ジャニーズ帝国は一族経営だが、
ジャニー喜多川氏から全権を引き継いだ
藤島ジュリー景子氏は今も「陰の女帝」と
して、全権を掌握しているとの指摘も多い。
「たとえば旧ジャニといまだに『癒着』
『ズブズブ』とされるテレビ朝日。いち早く
スタート社のタレント起用再開を明言したの
は日本テレビですけど、テレ朝は東京の有明
に『ジャニーズ劇場』を計画しているという
のには驚いた。このプロジェクトは早河洋
会長の肝いりとされますが、ジュリーさんの
姿が見え隠れしている」
と、長くジャニーズをみてきた某広告
プロデューサーは言う。
■テレビ局も喉元過ぎればで・・・
スマイル社が真っ先にあたるとした被害者
補償は、救済委員会からの連絡に対し、
申告者約200人が返信しておらず、補償額
などで悩み続けていることが明らかになって
いる。
前出の平本氏のもとには連日、そうした
被害者たちの悩みや2次被害などの苦しみが
寄せられているという。
「スタート社の運営に対して、すべてを反対
し否定というわけではありません。ですが長年
にわたって、苦しみ続けてきた被害者たちの
救済、補償を全うし、完結させるまで、一定の
線引きがあってしかるべきではないでしょうか。
現役のタレントたちやファンの方々に対して、
この問題をどうのと言うつもりはみじんもあり
ません。それでも、性加害問題は解決どころか、
ブラックボックス化している算定基準、ふるい
落としなどで、悲痛なるつらい思いをまた踏み
にじられたように感じている被害者は少なく
ないのです」(平本氏)
喉元過ぎれば何とやらで、このまま不誠実な
態度を続け、なし崩し的な営業拡大を進めて
いくとすれば、被害者はもちろん、ファン、
現役タレントも傷つけることになってしまうの
ではないか。
【転載終了】
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最近感じるのは、ネット広告が増えて
いる事ですね。
広告を消すのが面倒なくらいに。
テレビの広告が減りつつあるのかもしれ
ないですが、ジャニーズなどのファンが
スポンサーに敬遠されてきているからと
も言われていますね。
それに、前にも書きましたが、今テレビ
を見るのはBSのMLBと中国ドラマですが、
次の中国ドラマに期待するほどになって
きました。
これほど中国ドラマが増えてきているのは、
視聴率が高いからですかね?