日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■米大統領選にオバマ夫人ミシェルさん参戦?

 バイデン健康不安説で“第3の選択肢”に急浮上

 公開日:2024/02/28

米大統領選にまさかの出馬?

(オバマ元大統領の夫人、ミシェル・オバマ氏)

/(C)ゲッティ=共同


 “究極の2択”を迫られそうな米大統領選に、

まさかの選択肢が浮上している。

オバマ元大統領の夫人ミシェル・オバマさん

だ。


 「ニューズウィーク日本版」(22日付)が

〈米大統領選、バイデンが撤退ならミシェル・

オバマが有力!〉との見出しで、

大手ブックメーカーのオッズでは、民主党の

指名候補としてオバマ夫人がバイデン大統領

に次ぐ2番人気と説明。

〈もっとも、本人は今のところ出馬の意向

などさらさらなさそうだが・・・〉と注付きだが、

「オバマ夫人参戦説」はくすぶり続けている。


 ただ、問題は火の出どころ。

焚きつけているひとりが、トランプ前大統領

の盟友といわれるロジャー・ストーン氏だ。

ロシアが米大統領選に介入した「ロシア疑惑」

に関する偽証などで禁錮3年4月の実刑判決を

言い渡されていたが、収監直前の2020年7月、

当時大統領だったトランプに恩赦を受けて刑

を免れた。


 国際ジャーナリストの春名幹男氏がこう

言う。

「ロジャー・ストーンといえば、選挙コンサ

ルとしてトランプ陣営に入っていたことで

有名です。“トリックスター”と言われる人物

で、いわば詐欺師のようなもの。どんな意図

があってオバマ夫人の参戦を流布しているの

か不明ですし、参戦する可能性はゼロに近い

でしょう。バイデン氏が再選した場合、オバ

マ元大統領が副大統領に起用されるとの話も

出ていますが、これも眉唾ものです。バイデ

ン氏に何かあった場合、継承順位はオバマ氏

になりますが、米大統領は3期目を禁止され

ていますからね」


■バイデン禅譲がベスト


 11月の本選に向けた民主党の指名争いで

はバイデンが泡沫候補に圧倒的な差をつけ

る楽勝ムード。

しかし、81歳の老体に健康不安説が拭えな

い。


 一方、共和党はトランプが24日の

サウスカロライナ州予備選で、対立候補の

ヘイリー元国連大使を下して5連勝した。


 「トランプ氏は以前ほどの勢いはありま

せんが、ヘイリー氏は有力団体から資金援

助を打ち切られると報じられており、撤退

は時間の問題。対する民主党は、実務能力

に不安を抱えるバイデン氏が自ら後進に道

を譲るのがベストではないか。『バイデン

vsトランプ』の勝敗は見通せませんが、

トランプ氏は返り咲いたら数千人もの官僚

を入れ替えるといわれています。暴走気味

のトランプ氏の周りにイエスマンしかいな

かったら、だれも止められません」

(春名幹男氏)


 「第3の選択肢」が望まれるのもむべなる

かな。


【転載終了】

**********************


 少し前から名前が取りざたされてい

ましたね。

バイデンの健康不安は拭えないので、

代わりが出てくる可能性はなきにしも

在らずですかね。