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【転載開始】


■日本のエンゲル係数が急上昇、2020年に

 大幅変化!バブル崩壊後で最悪

 36年前の水準に逆戻り

 2021年10月15日


 家計の消費支出に占める飲食費の割合

を示す「エンゲル係数」が2020年に

大幅悪化していることがわかりました。


 総務省が発表している家計調査では

2020年の勤労者世帯ベースで前年同期比

でプラス2ポイントの26.0%を記録。

2人以上の世帯だと27%を超える水準と

なり、これは1990年に起きたバブル

崩壊後で過去最悪の数字です。

単純な数値比較だと36年前の水準に

逆戻りしているほどで、日本人の経済的

なゆとりが大きく消し飛んだことを意味

しています。


 あくまでも生活水準が下がったわけで

はないとする分析意見もありますが、

ここまで急激に増加したのは過去50年間

の中でも全く無く、

それだけ新型コロナウイルスの影響と

消費増税が日本経済を大きく冷え込ま

せたことは間違い無いです。

2021年はやや改善の兆しが見られると

していますが、2020年にコロナで

世界経済が大きく落ち込んだ反動だと

思われ、まだ日本のエンゲル係数が

落ち着いたと見るのは時期尚早だと言え

ます。


★2020年に大幅上昇したエンゲル係数

 ~主因は新型コロナに伴う移動・接触

 関連支出減。

 2021年はピークアウトの可能性~

https://www.dlri.co.jp/report/macro

/154362.html

経済的なゆとりを示す「エンゲル係数」

が急上昇している。特に2020年には

総務省「家計調査」の勤労者世帯ベース

で前年に比べて+2.1ポイント高い26.0

%となった。この背景には、コロナ

ショックに伴うサービス消費の落ち込み

やエネルギー価格の下落があると推察さ

れる。

エンゲル係数は、家計の消費支出に占め

る食料費の割合であり、食料費は生活す

る上で最も必需な品目のため、一般に

数値が下がると生活水準が上がり、逆に

数値が上がると生活水準が下がる目安と

されている。


【転載終了】

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 今後もエンゲル係数が下がる材料は

なさそうですね。