日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■パラノイアの類になってきた 

 菅首相の学術会議会員拒否問題 

 公開日:2020/10/27 


 「俺が決めたのだから説明の必要はない」。 

倒産まっしぐらのパワハラ社長にありがちな

考えとそっくりだろう。 


 所信表明演説を終えて26日夜、NHKの 

報道番組に出演した菅首相。 

日本学術会議会員の任命拒否の問題を問われ

た際、こう言い放っていたから驚いた。 


 「説明出来ることと出来ないことがある。 

学術会議が推薦したのを政府が追認しろと 

言われているわけですから」 


 いやはや、まさか本人は

 「このフレーズで行こう!」と思っている 

なら冗談ではない。 

これでは国会はいらなくなってしまう。 

誰に何を聞かれても「説明出来ないこと」で

済んでしまうではないか。 

一体、自分を何様だと思っているのか。 

あくまで主権者は国民であり、主権者に説明

すら出来ない事を強行することを独裁 とい

うのだ。 


 菅首相は「結果的に一部の大学に(会員が)

偏っている」とも言っていたが、 

確か「推薦リストは見ていない」と言っていた

はずだ。 

リストを見ないで、どうやって 

「大学が偏っている」と判断したのか。 

もはや支離滅裂。 

パラノイアの類であり、民主主義の破壊どころ

ではない。 


  一刻も早く首相を辞めさせないと本当に国が

亡びる。


 【転載終了】 

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  確かに、納得いく説明は全くしていない

ような気がします。


 安倍氏の場合は論点逸らしばかりで何を

言っているんだ、という感じが多かった

すよね。  


 学術会議の任命について、

 「首相の任命拒否は想定していない」 という

文書が出てきたようですね。 


  任命の拒否はしないという事にも読み取れま

すね。