中村敦夫 末世を生きる辻説法 


 【転載開始】


 ■PCR検査数世界155位の我が国に 

 はびこる納得のゆかぬ事象 

 公開日:2020/10/23 


 どうにも腑に落ちないのは午後、TVで 

発表されるコロナ感染者数である。

 検査した人数が毎日違うし、土日とウイーク 

デーでは極端に異なる。 

検査の数がバラバラなのだから、感染者の数

だけでは比較しようがない。 

この数値を使って比較可能なのは、陽性率 

だけだろう。 

このことは何度か指摘されているが、相変わ 

らず、感染者数が「増えた」「減った」で 

一喜一憂している。  


 フランスでは、1日に3万人の感染者が 

出ているそうだ。 

ということは、陽性率が5%としても、

1日 60万人以上の人が検査を受けている

ことに なる。日本はどうか? 


 平均的な例として、10月14日を見る。 

全国で549人の陽性者が出たが、検査数 

は2万1837件だ。 

フランスの27分の1である。この数字を 

見ると、日本の貧弱な検査体制事情がわか 

る。  


 検査を受け、自分や家族や職場の仲間が、 

とりあえずは陰性であると証明されれば、 

気分は明るくなり、活動も活発になる。 

それこそ、経済活動にとって最も重要な 

ファクターになるはずだ。 

そんなことは自明の理なのに、政府も 

医療界も頑としてPCR検査を増やさない。 


  ここに驚くべき事実を紹介する。 


 サイト「ワールドメーター」によれば、 

日本のPCR検査数の世界ランキングは、 

150位台を前後している。 

これでは近代国家と呼ぶこともはばから 

れる。 


 経費の問題にも、謎がある。 

病状に問題があったり、医療従事者である 

場合には、行政検査となり、検査費用は 

無料となる。

 しかし、旅行へ行くとか、集会に出るとか、

 出張で遠出するというような場合は、 

自費で2万円から4万円くらいの幅で負担 

しなければならない。 

体験者の話だが、2万円と3万円、あるい 

は4万円との違いは説明されず、言いなり 

になるしかなかった。 


 検査は簡単で、片方の鼻の穴に細い 

チューブを差し込み、鼻汁を採取するだけ 

だという。

 密を避けるために、予約時間厳守なので、 

診療室に入ってから出るまでは5分くら 

いで済む。 

分析は1日で結果が出るというし、何万円 

もかかるというのは不自然に感じたらしい。  


 検査問題がいつまでもガタつき、希望者 

が簡単に受診できないのは、検査やワクチン

 の利権をめぐり、何らかの闇が存在するから 

だろうか。 

コロナ禍に関しては、納得のゆかぬ事象が 

多すぎる。 


 【転載終了】 

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  後進国より低い数字というのは、意図的 

なものでしょうね。  


 約6000人の検査数で約200人感染者が 

いるとすると、3万人検査すると約900人 

の陽性者がいることになりますね。 

(東京の場合ですが) 


  このような数字が表面化すると、

 「GOTO」なんかやってられないからでは 

ないでしょうか。 


  やはり、自己防衛しかないでしょうね。  


 感染者への誹謗中傷が出てしまうのも 

「我々は、出たくても我慢しているのに」 

という怒りからではないでしょうか?