【転載開始】
■明らかになりつつある撃墜の実態・・・
今回のトルコ空軍のF16戦闘機によるロシア軍機撃墜事件では、
トルコ側が発表した警告の内容に疑惑が浮上してきています。
ロシア軍機が明確な領空侵犯をしていない内容になっているからです。
警告内容は、未確認飛行機(ロシア軍機)がトルコ領空に一キロに迫っているとしており、
この時点ではロシア軍機は領空侵犯はしていないことが確認されます。
公表された飛行経路ではロシア軍機はトルコ国境に沿って
高度6000メートルで飛行しており、
確かにそのまま直進していれば突き出ているトルコ領空に数秒間入ります。
ロシア軍はその突き出した領空は避けて飛行していたとしていますが、
トルコ側は全く違う飛行経路を公表しています。
ここで仮にロシア軍機が突き出した領空を侵犯したとしますと、
それはわずか数秒間であり、
それをトルコ軍は空中で待ち伏せして背後から狙い撃ちしたことになります。
ロシア側がアメリカに抗議したのはこの点です。
アメリカとロシア側との取り決めでロシア軍機の飛行経路はアメリカに通報されており、
その飛行経路がトルコ側に渡され、
ロシア軍機を狙い撃ちしたのではないかという疑惑が浮上しているのです。
*これもありトルコ側の未確認との説明も説得力を持ちません。
またロシア軍機はトルコ系反政府ゲリラがいる地域、
即ち撃墜された地域になりますがそこを空爆に向かっていたとされており、
今回の撃墜でその空爆が出来なかったことになり、
トルコ軍がトルコ系武装勢力を守ったことになるのです。
では一体何をトルコ側は守ったのでしょうか?
噂ではトルコからシリアに大量の武器弾薬を積んだ
トラック編隊だったのでないかとされています。
ロシア軍機が撃墜された地域にはトルコからシリアに連日
大量の武器弾薬が運び込まれていると言われており、
これをロシア軍が空爆しているとされており、
この空爆を妨害するためにロシア軍機を撃墜した疑惑が浮上しているのです。
昨日はロシア軍はこの地域に過去最大級の攻撃を行ったと言われていますが、
更にはミサイル巡洋艦をシリア沖に配備し、
地対空ミサイルをシリア領内のロシア空軍基地に配備したとされており、
シリア国内のトルコ系支配地域を総攻撃する体制をとっています。
ロシアはトルコとシリア国境にトルコ軍機をおびき寄せ、
地対空ミサイルで撃墜する体制を確立した訳であり、
空中戦はしないでしょうが、ミサイルで撃ち合う事態は十分あり得ます。
シリア国境(国内)にいるトルコ系武装勢力が壊滅的打撃を受けるまで
ロシアは空爆したり巡航ミサイルを撃ちまくるかも知れません。
それに対してトルコが介入して来れば、トルコの正体がわかる訳であり、
ロシア側としては願ってもないことになります。
トルコのシリア反政府勢力への軍事支援を見過ごしている(支援している)
アメリカ始めNATO諸国は苦しい立場に追い込まれます。
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■軍用機撃墜でロシアがトルコに謝罪要求!経済制裁も検討へ!
トルコは謝罪拒否!「恥を知れ。事実を証明しろ」
☆ロシア、空軍機撃墜でトルコに謝罪要求 経済制裁も検討
URL http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM26H6Z_W5A121C1FF2000/?dg=1
引用:
駐ロ外交団との会合での発言を国営メディアが伝えた。
メドベージェフ首相も撃墜事件について
「北大西洋条約機構(NATO)の一員であるトルコからの侵略行為だ」
と強く非難。同国への包括的な経済制裁案をまとめるよう関係省庁に指示した。
具体的には(1)両国の共同事業の凍結や見直し(2)トルコ産品の輸入制限や禁輸
(3)ロシアでのトルコ系企業の活動の制限――などを検討項目に挙げた。
:引用終了
☆ロシアへの謝罪不要=「イスラム国」からの密輸疑惑一蹴―トルコ
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151126-00000188-jij-m_est
引用:
【エルサレム時事】AFP通信によると、トルコのチャブシオール外相は26日、
トルコ軍によるロシア軍機撃墜について
「われわれが正しい時に謝罪する必要はない」と述べ、ロシアへの謝罪を拒否した。
:引用終了
【転載終了】
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まだ未確認情報だと思うのですが、
ロシアは戦うことはないと明言していました。
しかし、妙な雲行きになってきましたね。
既に、ロシアはISと戦う正義となっており、
そこに水を指すトルコという図式になってしまいます。
周辺国のイラク、シリア、イランがトルコを批判することになるでしょう。
トルコはシリアとの国境に戦車20台を移動配備していますので、
いつ、戦闘が始まってもおかしくありませんね。
トルコがシリア側を攻撃した場合、
シリア・イラン・イラク・クルド連合がトルコに反撃することになれば、
収拾がつかなくなります。