NHK NAWSwebより。

【転載開始】

ロシアの爆撃機がトルコ軍に撃墜されたことに関連して、
ロシアのラブロフ外相は25日、記者会見で「トルコと戦うことは考えていない」と述べ、
これ以上、軍事的な緊張が高まることはないと強調しました。
ロシアのラブロフ外相は25日、
記者会見を行い、トルコのチャウシュオール外相と電話会談し、
ロシア軍兵士が死亡したことに対してトルコ側から哀悼の意が
示されたとことを明らかにしました。
そのうえで「トルコと戦うことは考えていない。
トルコの指導部の行動に問題はあるが、国民との関係は変わらない」と述べ、
これ以上、軍事的な緊張が高まることはないと強調しました。
その一方で、トルコが撃墜した原因について詳しく説明せず正当化したと批判し、
来月予定されていたエルドアン大統領のロシア訪問について
「受け入れる予定はない」と述べました。

【転載終了】

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どうも、ロシアが仕掛けたような感じですね?

トルコ大統領の息子が、ISから仕入れた石油を日本などに売ってボロ儲けしている、
という話が出てきて、色々とトルコの旗色が悪くなって来ているようです。

思っていた通り、プーチンは、トルコ・シリア国境を封鎖すべき、と主張しているようです。

確かにISへの物資の運搬は、そのルートでトルコへ入れるしかない様ですので、
ISを叩くためには国境封鎖は意味があります。
ところが、国境を封じられると、トルコはシリアの反政府勢力も支援できなくなって困る。
ロシアにちょっかい出したために、逆にトルコが追い詰められている状況です。

トルコとロシアは、実は、意外に密接な経済関係があり、
対トルコへの経済制裁となると、1000億円単位の損失が出そうで、
トルコとしても何とか穏便に済ませたいのが本音のようです。

NATOも口を閉じそうですね・・・