Twiiterより。
黒田総裁の言及した実質実効為替レートの15年5月の数値によると、
円は59ヶ国・地域のなかで59位の69・81の最下位。
ちなみに2010年は100。
トップは中国の129・06、英国116・02、韓国114・34、米国は108・85である。
円安はよいのか、悪いのかが問われる。
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というツイートがありましたが、実質実効為替レートは、
その国の通貨の強さ(輸出競争力)を見る上で
一つの参考になる物だということのようです。
2010年平均を100とした場合、
15年4月で72.0となり実に1973年1月の68.9の水準まで
逆戻りしているというのです。(日経より)
ちなみにピークは95年4月の150.3である。
つまり黒田総裁は円は安すぎるという指標の一つを指しながら
為替相場の水準についてコメントしたようです。
まあ、円安誘導はしてきたが、
これ以上はやばいと思い始めたということなのでしょうかね?
今更ですが・・・
因みに、200年以降の実質実効為替レートを見ますと、
第一次安倍政権と第二次、第三次安倍政権が円安で落ち込んでおり、
民主党政権下では約130前後で安定しています。
民主党政権下では競争力が強く、貿易黒字だったようです。
こんなことを書くとまた安倍シンパに絡まれてしまうかな~?(苦笑