【転載開始】

今世界中で国債が売られており、利回りが上昇してきています。

中央銀行は必死で買い支えを行っていますが、
その甲斐もなく国債が値下がりしており、
今後国債大暴落に発展することも考えらる事態になってきています。

【10年国債利回り】


ドイツ国債 0・1%→0.89%

アメリカ国債 1.7%→2.36%

イギリス国債 1.3%→2.1%

フランス国債 0.3%→1.18%

日本国債 0.2%→0.495%

日本国債も今や0.5%になって来ており、
利回りが急上昇してきているのが分かります。

日本では日銀が毎月国債を買いまくっていますが、利回りが急上昇してきており、
国債が売られているのが分かります。

ギリシャ問題で売られるイタリア国債は1.1%から2.17%にまで利回りが
上昇してきています。

新興国ではインドネシア国債は6.9%から8.2%、
トルコ国債は6.8%から9.2%とこちらも急上昇してきており、
資金が国債市場から逃げ出しているのが分かります。

今は株式が買い上げられていますので金融市場の歪みは見えなくなっていますが、
世界中で売られる国債を見れば、地下のマグマが一斉に動き出しているのが分かります。

どこかでマグマが噴出すれば、後は止まりません。
世界中で一斉に国債大暴落が発生し市場はパニックになるはずです。

中央銀行が買いまくり買い支えている今でも上記のように国債が売られている
今の状況を軽くみるべきではないと言えます。

【転載終了】

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10年国債の利回りは景気判断の指標といわれているようですから、
注目していたほうがいいのかも。