【転載開始】
■最高値更新も…日本市場はハゲタカの食いモノにされている
怪しげな海外勢が日本市場を闊歩している。
日経平均は24日、2000年4月以来となる1万8600円台に乗せたが、
その裏で日本企業が食いモノにされ始めた。
「ハゲタカが暴れまくっています。行儀の良くない海外ファンドが、
次々と日本に上陸しているのです」(市場関係者)
中でも、アクティビスト(モノ言う株主)の存在感は増している。
ソニーやIHIを揺さぶった米サード・ポイントが
工作機械で知られるファナックの大株主(約18%保有)に急浮上。
1兆円の手元資金を抱えるファナックに対し、
株主還元策のひとつ「自社株買い」を強要した。
「日本企業は、投資家との対話を重視する
『スチュワードシップ・コード』機運の高まりもあって、
株主還元策を充実させています。
例えば14年の配当金・自社株買いの合計額は13兆円でしたが、
15年は16兆円、16年は19兆円に増える見通しです。
ファナックのように内部留保が潤沢な企業は、
モノ言う株主に狙われやすいといえます」(株式評論家の杉村富生氏)
■狙われた銘柄は株価上昇
骨肉の争いで市場を騒がせている大塚家具は、
米ブランデス・インベストメントが入り込み10%超を保有する。
「父親(会長)と娘(社長)の“親子ゲンカ”に乗じて、
無借金経営で知られる大塚家具の財産をむしり取ろうとしている」
(証券アナリスト)とさえ囁かれるのだ。
ヤマダ電機は旧村上ファンドの出身者が設立したエフィッシモ・キャピタルが
約13%を保有。
同じく旧村上ファンド関係者が絡むレノは、
自動車部品メーカーのヨロズ株を約11%持ち、配当金の上積みなどを突き付けた。
「とはいえ、こうした銘柄はほぼ例外なく株価を上昇させています。
個人投資家にとっては、投資先選びのヒントになる」(別の市場関係者)という。
2万円を切っていたファナック株は2万3490円(23日)まで上昇。
450円前後だったヤマダ電機も528円(17日)を付けた。
そのほか、海外勢の買い増しが市場で飛び交うのは製薬のエーザイや、
中古車オークションのユー・エス・エス、アパレルのオンワードHD、
倉庫業の丸八倉庫など。
「ただし、ハゲタカは株価を上げるだけ上げておいて、
さっさと逃げ出す可能性もあります。高額な配当金を得ずとも、
高値で売り抜けて“利食う”ことができれば、それでいいのです」
(ちばぎん証券アナリストの安藤富士男氏)
個人投資家は売るタイミングを見誤ると大ヤケドをしかねない。
【転載終了】
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ハゲタカファンドに金を落とせと命令されている安倍ちゃんですからね~!
株価が上がっていくのはあたり前です。