ネットゲリラ氏の記事より。
【転載開始】
アメリカは、ベルエポックの時代から延々と、
格差が広がっているそうで、たまたま第二次大戦の時だけは、
混乱の中で資産を失った金持ちとかいて格差が縮小したんだが、
それ以外は拡大しっぱなしだそうで。
結果として、貧乏人がカネを持たないので、
カネを使う人がいない。
どれだけカネをバラ撒いても、
貧乏人まで行き渡らないのでムダです。
まさにアメリカのQE1(量的緩和第1弾)~QE3(同第3弾)がもたらしたのは、
企業と富裕層が莫大な利益を受ける傍らで、
通貨安により庶民がガソリン代や電気代、
食糧費といった生活コストの上昇に苦しみ、
格差の拡大をいっそう推し進めてしまったことです。
さらに、主要な大都市圏では景気回復が進む一方で、
地方や貧しい地域ではとても回復しているとはいえない状況にあります。
2013年の時点で、
物価を考慮した実質の最低賃金は1970年代の水準を下回っているというのに、
主要企業の業績は最高水準となり、
企業トップと従業員の所得格差は、
1990年代半ばの120倍から270倍へと急拡大しています。
「リーマンショック後の景気回復過程での所得増の9割は、
上位1%の富裕層が得ている」という試算もあるくらいなのです。
カリフォルニア大学バークレー校のエマニュエル・サエズ教授によると、
「金融危機以降、上位1%層の所得は31%増えたが、
残る99%の所得の伸びは0.4%にとどまった」といいます。
毎年の物価上昇率を考慮すると、
残り99%は実質賃金がマイナス10%になってしまうほどなのです。
過剰な金融緩和と株主資本主義が結び付くと、
このように恐ろしい社会が到来することになります。
資本主義が限界を迎えているというのはそういう事で、
このままでは、ごく少数の大金持ちが、
圧倒的多数の生活保護世帯を面倒見なきゃならなくなるw
面白いので、早くそうなるといいですねw
【転載終了】
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日本は米国と全く同じことをやっていますので、
米国を見れば日本の未来が予測できます。
残念ですが・・・