武田邦彦教授及び記者と経団連会長、火山予知連会長の会話より。


東京の電気の
3分の1が新潟と福島という300キロも離れたところに原発をお
いて送電していた。いま、経済界のトップである経団連は原発
を再開するのに賛成である。そこで質問をしてみた。


武田「会長さん、原発は安全ですか?」

会長「そりゃ、安全だよ」

武田「送電ロスがかなりあるのですが、なぜ東京に作らないの
   ですか?」

会長「そりゃ、危険だからだ」

だれでも驚く会話だ。

でも、今度の御嶽山の噴火のあとの噴火
予知会長の会話とまるでそっくりだ。

記者「レベル1は安全に登山できるのですか?」

会長「そりゃ、安全だよ。レベル1の説明を見ただろう。君は」

記者「でもレベル1で50人以上も犠牲になりましたが」

会長「そりゃ、君。大人なら火山が危険だぐらい知っているだろう」

記者「火山が危険なら、なぜレベル1が安全なんですか?」

会長「俺たちはその場その場なんだ。そんなことも分かってい
    ないのか」


ということだ。経団連の会長が「原発は安全で、危険だ」といい、
噴火予知会長が「御嶽山は安全だが、火山だから危険だ」と平
然というのとまったく同じ感覚である。

これを「両価性」という。同時に二つの矛盾したことをいっても
本人は気がつかない。自分の名誉、お金、利権、権威などに
惑わされた一種の精神病である。

でもこのような人が日本を指導しているし、それを私たち自身
が厳しく追及もせず、そのまま認めているのだから、かわいそ
うに11歳の子供も含めてぎせいになった。大人の責任だろう。
今でも原発を再開するのに賛成している人が多いぐらいだから。

(平成26年10月12日:武田邦彦)

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なんか、コントのような会話ですが、
偉いお立場の方達ってこんなもんなんでしょうね・・・

内閣の要職にある方達も、トップから末端までこんな感じなのでしょう!

しかし、笑うに笑えない話ではありますが・・・