くろねこの短語氏のブログより。

【転載開始】

<「天候不順」の次がこれだ。
       どこの民間がそんなこと言ってるのか説明して欲しいものだ。>

台風がなんとも鬱陶しい月曜の朝である。
なんだか、気分までめげてきそうだ。ああ、早く台風一過となって欲しいものだ。

 ところで、国会はなんて生温いことやってるんでしょう。
集団的自衛権、消費税増税、特定秘密保護法、社会保障、残業代ゼロ法案etcと、
難問山積だってのに、真剣な議論なんて聞こえてきませんからね。
ま、いまの国会に白熱した議論なんか望むべくもないのはわかっているけど、
だからといってニヒリズムに陥るほど青くないっすからね、
やっぱり野次のひとつも飛ばしたくなろうってもんだ。

 というわけで、布袋頭の甘利君です。
なんでも、NHKの『日曜討論』で、
「4月の消費税率引き上げの反動減が過ぎると、かなりの勢いで回復するという
民間予測がある。ただ、回復しつつはあるが少し弱い。
期待したほど強くないところが少し心配だ」
って与太飛ばしてくれたそうだ。天候不順の次がこれか。

 「かなりの勢いで回復するという民間予測」って、
具体的にどんな民間なんだか説明してくれないかなあ。
こういう抽象的なフレーズを多用するのはレレレのシンゾー一派の
得意とするところなんだが、
おそらくあまりの景気の悪さに政治家も官僚もお手上げ状態ってのが
本当のところなんじゃなかろうか。

 布袋頭はついでにこんな事も口走ってます。
「予定どおり引き上げる場合と、引き上げを延期する場合の両方で、
どういう結果が得られるか精査し、慎重に検討していきたい」だって。
おいおい、そんなことは増税が政策スケジュールに上がった時に、
真っ先にやることだろう。これが本当なら、
いままでみんなして雁首揃えて何やってたんだろうね。
自分たちの無能さをさらけ出してるようなもんですね。

 「仮に消費税率を予定どおり引き上げた場合には、
経済のてこ入れが必要で、その際の規模などは
財務省や経済産業省を交えて作業していくことになる」
ってなことも言ってたそうだが、
ようするにカンフル剤みたいにして公共事業のばら撒きやって、
無駄に道路掘り起こしたりするのが関の山ってところでしょう。

・甘利大臣 影響精査して消費税の判断を

 財務省の役人の描いた絵図に政治家センセイは踊らされ、
そのあげくに社会保障は削られるわ、
消費税増税分は失政の穴埋めに使われるわじゃ、
一般大衆労働者諸君の立つ瀬がありませんよ、ったく。
こんなことしてると、そのうち必殺仕置き人が必要な時代がやってきますよ。

【転載終了】

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全ての数値が悪いのに、
「かなりの勢いで回復するという民間予測がある」なんて予測したら、
専門家として信用問題ですね。

年末にかけての株価暴落が心配ですね。

一気に冷え込んでしまいそうで・・・