【転載開始】

「女性の活躍推進」を成長戦略に掲げる安倍政権が根幹から揺らぎそうだ。

 今年5月12日、安倍首相の地元・下関市内のホテルのバーで地元有力者のY氏が、
泥酔して女性スタッフAさんに襲いかかるという“暴行事件”が起きた。
しかも、現場には自民党市議、市役所職員など男4人が同席していたのに、
制止するどころか傍観し、さながら「暴行ショー」を楽しむようだったというのである。


 一体、何があったのか。Aさんの手記は壮絶だ。
その日、Y氏は明らかに酔った様子で、入店するなりAさんに襲いかかってきたという。

〈酔った客に2時間以上、メチャクチャに暴行されました。息も出来ないほど、
身体や頭を押さえつけられ、ヘッドロック状態で首を絞められ、
頭を前後左右に振り回され、数えきれないほど、大きな手でバシバシと叩かれ、
飲み物を下着がびしゃびしゃになるほどかけられ、
(中略)スカートもめくれあがってパンツも丸見えの状態で、
(中略)耐えられない屈辱をうけた〉

Aさんにはムチウチ(頚椎捻挫)で全治7日の診断書が出ている。
さらに重要なのは「手記」のこの部分だ。

〈加害者は男性5人組で来店し、残りの人間は見ても止めず笑って、
酷い奴は、暴行されうなだれている私に親指を立てて笑ってました〉

 Aさんは「5人の責任を問いたい」と言っている。1人が暴行しているのを、
ほかの4人が見て喜んでいた状況は、「共同正犯みたいなもの」というわけだ。


 さて、この4人の中に自民党の○市議(57)がいるのである。
ついでにいうと、加害者のY氏も「東京に行って安倍先生(首相)に会ってきた」と
自慢している有力者だ。○市議に聞くと、暴行があったことは伝え聞いているとしながらも、
「僕がいたときは一緒に楽しく飲んでいただけ」と主張。
暴行シーンは自分が帰った後だと言った。

 ○市議は「こちらが嘘をつくわけがない」「向こうが嘘をついている」の一点張り。
だが、現場にいたことには別の人物の証言もある。
いずれ、真相は裁判で明らかになるだろう。

(取材協力・横田一)

【転載終了】

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記事には市会議員が実名で出ていますが、まだ裁判も始まっていないので、
私の個人的な判断から名前は伏せました。

また、Y氏は地元の有力者ということから、安倍総理の有力支援者と思われます。

どうも、国政から地方まで議員といわれる方たちの劣化が目に余りますね。

私の友人にも市会議員がいますが、
彼は議員になる前から何十年も党の政治活動を続け、議員となって4期目です。