ボイス・オブ・ロシアより抜粋転載。

【転載開始】

<前略>

・・・・・中国側は、南京で30万人以上が殺害されたとしているが、
日本側の認識はもっと少ない。中国は自国の文書を証拠として、
世界に提示しようとしている。
ロシア科学アカデミー極東研究所のワレリー・キスタノフ専門家は、
中国のこれらの行動には別の政治的な側面もあるとの見方を示し、
次のように語っている。

 「これは、日本が神風特攻隊の遺書などをユネスコの『記憶遺産』に
申請したことに対する中国の返答だ。だが日本はこれを、
特攻隊の遺書や手紙が保存されている記念館がある市のレベルで行ったが、
中国はもっと高いレベルで実行した。
中国は日本の安倍首相の政策に対する反対、否定、非難をデモンストレーションしている。
中国側は、安倍首相は外交政策で、ナショナリズムや第二次世界大戦の歴史の見直しへ、
さらに陥っていると主張している。
日本が神風特攻隊の手紙や遺書などをある種の文化的価値として世界に提示しようと
していることも、中国の怒りをかっている。」

キスタノフ氏は、中国の世界に向けたデモンストレーションの新たな試みは、
アジアの複数の国々からポジティブな反応を得るだろうとの見方を表し、
次のように語っている。

「ユネスコでの中国の提案は、地域の理解を得るだろう。
なぜなら東南アジアや東アジアの多くの国が、日本の侵略にひどく苦しんだからだ。
日本は、白人の植民地支配から解放する大東亜共栄圏を口実に、
実際には自国の植民地帝国を築こうとした。もちろん、南北朝鮮の理解も得るだろう。
中国と韓国は現在、反日行動でタンデムを組んでいる。中国では、
日本の植民地支配に抵抗した朝鮮人たちの記念碑が設置されている。」

キスタノフ氏によると、第二次世界大戦の歴史解釈を含む中国と日本の情報および
プロパガンダ戦争は今後も続き、さらに拡大する恐れがあるという。

<後略>

【転載終了】

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菅官房長官は「政治的意図があるなら抗議したい」と会見で話したという。

中国が取っている行動は反日行動ではなく、
安倍政権に対しての行動だと私個人は考えています。

元SRIインターナショナル(世界最大の研究機関)職員の方は、
中国と米国は水面下でつながっていると分析しています。
また、ブロガーの中には同様の見解を持つ方も少なくありません。

いろんな情報を集めた自分なりの見解では、ネオコンはシリアで失敗し、
ウクライナもロシアの仲介で収束に向かう可能性が出てきました。

ただ、保険をかけていたと思われます、それは南シナ海危機です。
一説によれば、中国は戦闘を仕掛けるという見解を示す記事もありますが、
アジア危機のプロパガンダの様にも思われますし、
そして、尖閣危機につながるのではないでしょうか?


中国の異常とも思える挑発行為は安倍政権に向けたものと思います。

前述のように中国と米国は水面下でつながっているので、
安倍氏はネオコンを背景に強気の政権運営ができていると思われますが、
反面、踊らされている可能性が濃厚でもあります。

従って、安倍政権は長期政権になる可能性も高いように思われます。

理由は、米軍産複合体は日・中危機を煽り、日本の集団的自衛権の成立を急がせ、
日本の軍事費増大により武器を大量に売りつけるのが目的と思われるからです。

中東からウクライナ、そして現在はアジアに戦況が移りつつあるかも知れませんが、
いまのところ、中国が日本に仕掛けることはないと思うのですが・・・


*あくまでも個人的見解であり、確実なソースがあるわけではりません。