韓国でも事情は同じですし、中国でも都会はとてつもない大学進学率で、
同じような事になりつつあるようです。

結局、大学を卒業して地方に帰る学生はほとんどなく、
都心部の大手企業への就職を希望して就活をしても、
理系の求人であり、文系はマスコミ関係ぐらいなのでしょう。


文理別・学科別のフリーター率(労働局のデータを元にした阪大の統計)

大卒理系男子 28.10%
大卒理系女子 44.40%

大卒文系男子 56.70%
大卒文系女子 61.90%

学科別

芸術81.3%、福祉71.4%
人文・法・経・商は5割強
理・工は2割
医・歯・薬は1割

スマフォが普及したため、PCを使いこなせる学生が減り、
データや文章の打ち込み時間が長くなっているようです。

我が社でも、直近の10年間学卒を毎年10名程度採用して来ましたが、
製造メーカーであるのに、「100名以上の学卒を何に使うのだろうか?」
という疑問がありましたが、結局業績が悪くなり、人員削減をせざるをえず、
学卒を廃棄物収集業務や製造現場の作業員として移動させたり、
あとは希望退職でほとんどの学卒が社を去りました。

もう大学を出ても意味がなくなってきてるのでしょうし、
逆に、学歴が高い分新卒以外での就職は難しくなってきているように思います。