萩生田光一自民党総裁特別補佐という政治家が17日、
党本部で講演し、米政府が靖国参拝で失望したことについて、次のように言ったようです。

「共和党政権の時代にこんな揚げ足を取ったことはない。オバマ大統領だから言っている」、と。

安倍首相の靖国参拝に対する強い反発は米政府の統一した意見であり、
アメリカの意志だと考えたほうがよいのではないでしょうか。

安倍首相の補佐の言葉であるということは、安倍総理の言葉ととらえられます。

この発言の致命的なところはオバマ政権に対する侮辱であり、
アメリカに対しての侮辱でしょう。

今米国を訪問している谷内正太郎日本版NSC事務局長が講演で語ったといわれる、
「オバマ大統領は市民活動家が大統領になったようなものだ」という発言と同じであり、
安倍首相の考えとアメリカは受け取ると思います。

安倍首相はますます、オバマ政権(アメリカ)から嫌われるでしょうね。

政権党の数の驕り(おごり)からくる失言であり、
主要国(米国や欧州各国)が安倍政権から距離を置いているといわれる理由でしょう。

明日の名護市長選を取りこぼすようなことになれば、
安倍政権の「終わりの始まり」となる可能性があり得ます。

訪米していいる谷内局長が靖国参拝の事情説明をするのではないかといわれていますが、
米国の忠告を無視した以上、納得してもらえるとは思えないのですがね~?