3月の貿易統計が財務省から発表になりましたが、
マスコミ報道からはかけ離れた実体となっています。

輸出が増加したと発表されていますが、実体は以下の通りです。

金額 +1.1% 6兆2714億円

これだけ見れば確かに増加していますが、では以下はどうでしょうか?

数量 -9.8%

数量は10%近い減少をしているのです。

円安で金額ベースは増えていますが、
それも円安分(20%以上)を大幅に下回るわずか1.1%増加であり、
数量は9.8%と10%近い減少を示しており、実体としては、
日本は輸出を減らしているのです。

その減少している項目は以下の通りです。

映像機器    -35.2%
自動車      - 3.4%
金属加工機械 -15.6%

輸出は減少しているのが実体であり、
しかも3月末の駆け込み輸出があったにもかかわらずです。

株式市場と実体経済の「格差」は異常に開いています。


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と、言うことらしいのですが。

自動車業界は円安を受け、
増産体制ということは在庫をつくっているということですかね~?