フランス料理職人がちゃんぽんの中華で名店になった | ab5fcのブログ

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中華料理店だがフランス語の月桂樹「ローリエ」の店がある。80代後半の店主が料理を担当、娘がフロアー担当。

ここは洋食屋でメニューは豊富、小さな座敷もある。真ん中に一人用の大きなテーブル席がある。

 

この店の売りは長崎から直送されるちゃんぽん麺を使ったちゃんぽん。かつ丼、カレーライスも美味しいが、このちゃんぽんは他店と比較してもうまい。

 

暇な時間に食べに行き、店主と話をする機会を得た。面白い話を聞かせて貰った。過去のブログでも書いた記憶があるが改めて書きたい。

 

まず素材のこだわり。面は関東で入手できるちゃんぽん麺を使わない。長崎の業者から大量に送付された面を使う。どんぶりのお米は、近場の農家から直接送付されたコメを使う。野菜は地元野菜。

 

なぜ「ろーりえ」と中華料理らしからぬ名前の由来を聞いた。最初のレストランは駅近くにあり、外国人の往来が多い場所。銀座で修業したフランス料理で開店した。ところが外国人の多くはアメリカ人。アメリカ人は繊細な

 

フランス料理は人気が無く、中心街から離れた場所に移った。幅広い顧客を確保するためにメニューを中華をメーンに昭和の洋食屋とした。あるとき、一元の客がちゃんぽんを注文した。客はこれは長崎ちゃんぽんではない。

 

味付けは素晴らしい。長崎のちゃんぽん麺を使えば、長崎で食べるちゃんぽんに負けない味ができると店主を説得。店主はその真面目な売り込みに長ちゃんぽん麺で「ろーりえちゃんぽん」創った。そして定番メニューとなった。

 

自然と評判が拡散して、街中華として常連が多くなった。長崎大学の近くに本場中国風の建築の中華料理店がある。ちゃんぽんで有名。観光ガイドにも掲載されている。大学が予約を入れてちゃんぽんを楽しんだが、

 

その味より美味しかった。(私感)

 

確かに長崎を超えている。問題は量が多い。量が多いので最近は遠慮しているが、時々店主元気か生存確認?を試みたいと思っている。派手な売り込みはしない。料理に妥協はしない。動ける間は店は閉店しないとの意気込みを感じ

 

る。いつもどこでも思うが値段の議論はあるが、ランチメニューに「量により価格設定」をして貰いたい。街中華の全国区の「日高屋」の味は標準で安い。ラーメン餃子でも800円くらい???

 

ただし、麺は若干少ない。サイドメニューでなくサイズメニューを細かく、設定してもらいたい。経済には反するが

料が少なくても、価格は連動して安くしないで良い。たくさん食べるも小食の人もいる。顧客の年代が60歳を超える

 

と大食いはいない。半分の料理で良い。標準と少量でも価格は同じで良い。食材を無駄なく。SDG’sに少しでも貢献したい。麺、お米はプラットホーム。料理以外でもサイズメニューは年寄りが喜ぶ。

 

de 非宇宙人