高温火傷は数年前に、「かちかち山」の民話のごとく、お尻が火傷をしたの自損事故を経験した。1か月外科医院に通院したが疼痛は収まらずに、皮膚科の診察を受け即入院。3か月の入院
を余儀なくされた。仕事は全て辞した。退院後も1年くらい通院して、何とか通常生活に
戻った。その間、運動不足となり、腰痛の原因に。また疼痛は鎮痛薬は抑えることが出来
い。この痛みは経験者でないと分からない。皮膚移植は兄がするなと。主治医も一緒に戦うと宣言、皮膚の再生を祈って毎日を過ごした。
幸いにもお尻の世界地図はハワイ島程度に小さくなり、1点を除き、皮膚は再生された。火傷の怖さは身をもって経験し、人一倍用心していたが、落とし穴はいつでもどこでも起こる。
今年は寒い日が続いた。燃料代も高騰し、地球が沸騰する如く。灯油の値上がりにはびっくりした。電気ヒータで足元を温めて、体は厚着をして寒さを凌いできた。最近足が冷たい。むくみも
出た。治療の甲斐があって快方に向かっていたが、両膝の近くに「赤い皮膚」が現れた。
むくみの一種かとも思い、むくみの治療薬を塗っていたら快方に向かっていた。
皮膚科に定例の検診。皮膚科は女医が多いのか、女医さんから「電気ストーブ」使ってますか
と思わぬ質問。寒い時は使っていますと答えると「これは火だこ(ひだこ)」で低温火傷。
電気毛布、ホッカイロなど低温火傷が起こるので湯たんぽを就寝時使用していた。
「火だこ」は知らなかった。電気ストーブを近くに長時間利用しているとズボンを履いていても
足の裏表の温度差による血管が網状に広がる生理現象だそうだ。
高温火傷だけが火傷ではない低温火傷も身近に起こる。昨日は暖かな日より。春が来たと思ったら夜は寒い。今日は湯たんぽで足元を温めている。
火だこ 聞きなれない言葉、低温火傷にも注意が必要。
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