秋には運動会が実施される。紅白に分かれて競う競技が主流で紅白」に分かれる。白が源氏、赤が平家の象徴。鎌倉時代に関係する土地は「白」が人気。
パン食い競争があったと来ているが影像のみ。借り物競争がありこれは親の競技。駆け乍ら指示書の内容を借りてゴールまで走る。「眼鏡」とは「時計」などは良いが、「かつら」とは
「目薬」など声かけてオロオロする姿が笑いを誘う。生徒ばかりか親も楽しめる。
徒競走(かけっこ)は個人競技、リレーは組競技、玉入れは集団競技、団体競技で男子のみ
の騎馬戦が楽しかった。取っ組み合いをして頭の手ぬぐいを取る。どちらが大く取ったかが勝敗を決める。棒倒しも危険だが今から思うと楽しかった。防衛大学校では恒例の定番競技。迫力が
ありすぎる。運動会で忘れない種目があった。何しろ恐ろしい。ピラミッドと呼ばれる集団遊戯
(?)・・5人が1段目に四つ足になる。2段目に3人が乗る。3段目には2人が乗る。4段目
(最終段)には一人で四つ足でのる。ピーと合図で一斉に手足を伸ばす。全員が同期すると一瞬に「ペタンコ」になる。一人でも同期できないとピラミッドは崩れて瞬間美が見れない。
2人から初めて練習を重ねて4段くらいになると背丈以上になり、恐怖感がでる。重量のある場合は1段目。1番下は上の体重を受けてつぶれると思うが、同期すると重さは一人分しか感じな
い。今思うと二度としたくない。何の教育的な教えを期待したのか分からないが、昭和人は危険な教義にも骨折もせずに生き残った。
肩を外したり、鎖骨を折ったり。先生は大変だったと思う。
戦争を経験してきた先生方だから、軍隊式の体育授業が許されていたのかも。
戦争を知らない今の子供は戦争をそう思っているのか。ゲーム感覚でないことを祈る。
de 非宇宙人