大分県は関東では知名度が低い。別府温泉は別格として
その中に佐伯市がある。
大分空港からホバークラフトに乗り、大分市内に。
市内から車で数時間。JRは不便で遅い。日南線の
特急は遅い。風情はあるが九州の東側のインフラは弱い。
そこに水産会社の研究所がある。陸上循環要職を開発していた。
特に「うなぎ」の養殖には熱を入れていた。所長と研究員には
意見の相違があり、今でいうパワハラを感じた。
もくもくと研究員はウナギの餌は何かを追及していた。ウナギの産卵地は
遠くフィリピンの海溝。謎であるが、いつかは明らかになる。
動物は成長に応じて餌が異なる。また生息温度も異なる。天敵も多い。
ウナギの生態が分からなければ、養殖は成就しない。最近3億円する
養殖ウナギに成功したと国の研究所から報告された。
最低でも5000円するうな丼は特別な日しか食べれない。早く
安く美味しいウナギが出回ると良い。応援している。
ついでにマグロの養殖は近大マグロとして実用化されて新橋の店で
食べられる。絶滅危惧種として禁漁になっても食べられるほどに普及を期待。
ヒラメ、タイ、ブリ フグなどの高級魚は完全陸上養殖ではない。昔ブリの養殖に
抗生物質を海の養殖場にまいて育成していた。その映像を見た人は養殖のぶりは
食べたくなくなる。今は抗生物質は使わない。海水の管理を行い、感染を防いでいる。
海を休ませるためにも、陸上完全養殖をすると長い目で見ると食の安全、安定した品質管理
安定した相場が維持できるが、それが出来ない。漁業関係者が反対しなければ。漁業権障壁
が研究者の障壁である。この問題が未来を閉ざしている。私感です。
研究開発者は優れた研究もやる気をなくす。海外には漁業権がない。日本の研究開発は
後発になる。海を大養殖地と考えて貰いたい。庶民に届く魚が安全で、安定した価格で季節を
問わず食べられる未来が欲しい。その意味でも佐伯の研究が大きく成長することを祈念している。昔は肉より魚が安かった。運送費が高いと指摘する人もいるが。
ちなみに関サバ、関アジと一味違った味サバ、サバ。高級魚で庶民にはなかなか食するのは無理。ブランド化すると高価になる。いろいろな条件を付け「格付け」金貨サバ、八戸前沖サバ
などなど各地にご当地の魚がある。氷見の寒ブリは旨いね。
ブランド魚、牛、豚、鳥は応援しよう。地域振興には良い。また漁業関係者も高価になれば乱獲せずに資源の保全に欲に立つ。地域ブランドをアイディアを出して開発をして貰いたい。
庶民も優しい価格で提供して貰いたい。その背景に資源の保全を視野に入れてビジネスモデルが成立することを望む。
de 非自然人