ご近所さんは猫派と犬派がいる。
犬派は犬友達で、地域のつながりが出来る。
猫派に近所連携が少ないが、お付き合いが深化する。
猫を連れて散歩したいが、無理だろう。
寿命も食事や獣医さんが充実したので長くなっている。
年寄りの良きパートナーに犬はなるが、お猫様はなかなかそうはいかぬ。
血統種だったが、年月が経つと雑種と代を重ねて行く。最大7匹の猫がいた。
猫の世話は大変だったが、特に近所を徘徊する。
縄張りがある。ある日、可愛がっていた猫が行方不明となった。母と毎日
捜索した。交通事故にあったのかと気をもむ数日が過ぎた。
斜め向こうのご近所さんの蔵の窓からか細い声が聞こえた。
あまり近所付き合いはなかったが、呼び鈴を押して蔵の探索をお願いした。
どのように潜り込んだか不明であるが、無事帰宅。美味しそうに食事をしていた。
これが縁で蔵の住人と行き来が多くなった。人間同士ではお付き合いは難しい。遠慮がちとなる。
向こう三間両隣りのご近所さんは遠慮なく家に上がり込んでくる。
今はそれは出来ない。ただ向こう三間両隣りの心は失っていない。
ご近所さんは火災、地震、病気、建築工事などなど情報を共有できる。
空き巣、昨今の詐欺、怪しい人間など
動物が取り持つ縁は捨てがた地縁を造る。血縁より濃いかも???
台湾リス、洗い熊が増えて目にするようになった。狸もまだいる。
青大将、ヤモリもたまに見かける。ムカデ,家蜘蛛、ゴキブリ
生垣にはスズメ、鶯、きれいな声でなくきれいな鳥(名前不明)
も季節ごと見かける。昔は家の前の排水路でウナギがいた。
半面 蚤、ネズミは見なくなった。環境の変化は地域の変化
とともにある。見過ごしているだけだろう。
家に居住している虫は代々の住民。危険がない限り殺生はしない。
先住民の先住権がある。大事にしたい。
非自然人より