今を生きる
『今を生きる』喜びは苦難のはてに花の教え花はどの花も素晴らしい意味と意志をもって、もの言わぬ中に、私たちに多くの教訓を垂れています。今日は、蓮の花、蓮華について少し考えてみたいと思います。私たち日本人にとって花といえば、桜の花をさしますが、同様に私たち仏教徒にとっての花といえば、言うまでもなく蓮華です。仏教の象徴は蓮華であり、仏の花、仏花といえば蓮華のことです。それゆえ、お釈迦さまの説かれた多数の経典の中の代表である法華経は、妙なる蓮華の教え=妙法華経と名づけられています。仏典の大王である法華経の名命の由来は、仏教のシンボルフラワーである蓮の花にちなんだものです。蓮の花は不思議な要素をたくさん秘めています。日蓮聖人も「蓮に二十の不思議あり」といわれています。箇条書きにならべていけば、他の花と区別される蓮華の独自性は二十カ条もあるというわけです。泥の中に生じ、泥の中に咲き、まわりの汚泥に染まることなく美しく咲きほこり、周囲を浄化していくこと、また、蓮の種が無限の生命力を有することは、あの有名な大賀蓮が実証してくれました。そして花と実に不思議な花です。「蓮は清きもの、泥よりいでたり」と日蓮聖人は、おっしゃっておられます。また、「妙法華経と申すは、蓮に譬られて候。天上には摩訶曼陀羅華、人間には桜の花、此等はめでたき花なれども、仏、取り給う事なし」とも申されました。めでたい花は多数あるけれども、本当の花の中の花、大王の花は妙法華経と大王経、真実経のタイトルにとりあげられているように蓮の花であり、蓮華こそ仏の教えのシンボルであるという意味なのです。法華経に命をかけられた日蓮聖人が、そのお名前の一字も蓮華の蓮にとらえられた意味は大変深いものなのです。◎日蓮聖人のお名前の一字、蓮は何にも染まらず真実の教えを貫き通されいます。一乗会本部教会のホームページhttp://ichijo-123.net/