『釈尊の教え』

釈尊は「苦・集・滅・道」の四つの理法くりかえし明らかに観ることをおさとしになりました。

「苦」は日常会話でいう「四苦八苦の苦しみ」などといわれるそれであって生・老・病・死の四苦と愛する者と別れなければならない苦(愛別離苦)、憎しみあう者といっしょにならなければならない苦(怨憎会苦)、求めても得られない苦(求不得苦)要するにこれらのすべては苦であるとするもの(五蘊盛苦)です。

苦というのは苦しみ、苦痛というのではなく、思い通りにならない、不如意ということです。

それでは苦の原因は何かといえば、それは「集」です。集は一切が無常であるにもかかわらず、特定のものを固定的にとらえようとする根源的な欲求と執われをさしています。「滅」はそうしたすべての苦が滅した状態であり、「道」は滅に到るためのてだてであって、中道の実践にほかなりません。

 

◎四苦八苦の苦しみから逃げることは難しいことですが釈尊の説かれた八正道の中道とは正しい見解(正見)・正しい思考(正思惟)・正しい言葉(正語)正しい行為(正業)・正しい生活(正命)・正しい努力(正精進)・正しい念慮(正念)・正しい心のしずまり(正定)の行いを続けさせて頂き釈尊の本懐の法華経を修行させて頂ければ苦の消滅が叶います。