『今を生きる』
喜びは苦難のはてに
新年を迎えて
「生きがいの問われる時代」とか「心の時代」とかよく言われています。
これは日本人の寿命が非常にのびて、いったん生まれるとほぼ天寿に近いところまで生きられるようになり、それでは「何のために生きるのか」とうことになり、生きがいのや心が問われるというようになったのが発端です。
しかし実は、生きがいや心の問題は、いつの時代にもどんな人間のも一番大切なことがらなのです。
これをしっかりつかみ、よく解決してかかってこそ、本当の人生があるのだと思います。
日蓮聖人のみ教え、南無妙法蓮華経の信仰はおひさま(太陽)の教えだと申されています。
初日の出を拝んだ心でまずこのことを考えて見ましょう。
おひさまは無限の光りと熱をあたえて、しかもその報いを少しも要求しません。
人はこざかしい分別にわざわされ、小さな親切を行っても、すぐその報いを求めます。
親切に対して報いがない時、あるいは少ない時、腹を立てます。してやらなければよかったと思います。
まことに情けないことです、悲しいことです。おひさまにはそれがない。
報酬があろうが、なかろうが善人の上にも悪人の上にも、平等無限の光りと熱を与えています。
もし私たちが親に子に夫に妻に、隣人、友人に報い求めることのない親切を行った時、どんなにか私自身も周囲も明るいものになるでしょう。
徳とはあたえて報酬を要求せぬところに生ずるものです。
幸福と徳とは分かつことができません。徳において得られた幸せこそ、その人の本当の生きがいとなるでありましょう。
◎ギブ&ギブ相手に何を求めない精神が徳をつむ行いですね。
多くの人から熱い恵みを頂いても直ぐ忘れる心を悔い改め慈悲の心を喜び感謝していきます、常に「ありがとう」の言葉を忘れません。
