『今を生きる』
喜びは苦難のはて
お母さんの味
最近、骨折する児童、生徒が著しく増えています。カルシウムの摂収量が少ないからだ、と言ってしまえばそれまでですが、私はそこに大きな問題が潜んでいるように思えてならないです。
今の若いお母さんの得意料理は「母さんやすめ」の料理だとのこと。
かはカレーライス、さんはサンドイッチ、やは焼きそば、すはスパゲティ、めは麺類。これらの料理は別名、ワンパターン料理、子どものいいなり料理ともいうそうです。その点、昔のお母さんは子どもの嫌いなものを毎日でも食べさせました。イワシの嫌いな子には毎日イワシを食卓に並べ、お腹のへった子はイヤでもイワシを食べざるを得ませんでした。そうすることで、子供は知らず知らず丈夫に育っていったのです。
ある評論家は「昔は、女は弱し、されど母は強し、であったが、今は、女は強し、されど母は弱し、と言えよう。とにかく今の若いお母さんは育児がへただ」と言っています。過保護、登校拒否、家庭内暴力などの問題は、子育てがうまくできていれば生まれるはずもない問題ばかりです。
日蓮聖人は「子に過ぎたる財はなし」とか「子ある人を長者という」とおっしゃって、子どもをこの世で一番の財宝とし、子どもに恵まれた人を長者とされて、無限の可能性を秘めた子どもの大切さを説かれています。
また、法華経の「薬草喩品」には「生きとし生けるものは全て平等にお釈迦さまの慈悲を受けているが、受けとり方はそれぞれの能力による」と説かれています。現代における強い母、子育ての上手な母とは、子供のいいなりになるだけではなく、我が子の能力をよく見きわめ、その能力を精一杯に生かして育ててやる人のことでしょう。
世の母親たちは全ての子を仏さまの子として、いつくしみ育てて欲しいものです。
◎すべてが仏の子、親は子を思い子は親の背を見て成長するのですね、親として仏の教えを深く信じ子を見つめて役目を果たす努力をさせて頂き生きていきます。
