『今を生きる』
喜びは苦難のはてに
菩薩の自覚を持って生きよう
皆さん、毎日お仕事や家事、勉強などでお忙しいことでしょう。
けれども、忙しさがふっととぎれた時、何となく物足りないような、心が満たされないような思いに気付くことはありませんか。
毎日の生活の中で、はっきりとした目的や確かな「生きがい」を持っていなかったり、見つけられないでいると、このような思いに襲われることがあります。
そんな時こそ、法華経の精神の大事な一つである、菩薩行をよく考えてみて欲しいです。これは、仏様の教えを信じ、お人好しといわれるほどに、人のために尽くす行いをいいます。
ある信仰に篤いご老人に、二人のお孫さんがいます。私が伺うたびに、両手をつき、びっくりするほど丁寧に挨拶してくれるのですが特に上の高校生のお子さんは英語と数学が好きで、成績も良く、学級委員長も努めてるそうです。しかも、なによりも素晴らしいのは、勉強が得意でないクラスメートを集め、教えていることなのです。自分の勉強したい時間や遊びたい時間を削り、休日でも学校の教室を借りて教えているそうです。
「えらいね」と私が言いますと、「ううん、僕も勉強になるんですよ」と快活に答えてくれました。ともに学び、ともに向上しょうという、爽やかな顏がそこにありました。
法華経には、この経は菩薩のための教えであり、信じるものはみな菩薩であると述べられています。菩薩とは仏さまになろうとする人びとのことで、助け合い、他のために力の限り尽くすのが使命です。
まさにこのお孫さんのような働きをし、満ち足りた爽やかな毎日送ることが出来る人をいいます。日蓮聖人は「人に施せば我身の助けとなる。譬えば人のために火をともせば、我が前あきらかなるがごとし」と仰せになっています。人のために働けば自身の心も明るくなるのですね。
◎法華経は菩薩行させて頂き仏なれる最高の教えです道は遠いですが頑張ります。
みなさんも法華経(御仏の最尊最上の教え)を一緒に学びませんか。
