「名僧とは何か」
永遠なる救いを求めて
歴史を動かした名僧
現代に息吹く仏教のかたち
・生活の中の仏教用語
仏教は日本人の生活の中に、長い時間をかけて浸透してきた。
インドで成立し、中国で展開してきた仏教とは異なった「日本的仏教」が形成されてきたと言っても間違いない。
我々が日常使用している言葉の中には、本来の仏教的意義を忘れた俗語が少なくない。
寿司屋で銀しゃりと言うのは、釈迦如来の遺骨が白い米粒に似ているところからきたものである。一種の隠語だから仕方がない。好んで使用される言葉として、「極楽」や「地獄がある。「極楽のようだ」ぐらいはまだ良いが、極楽蜻蛉などと悪口に使用することもあり、地獄という言葉も多く用いられる。地獄耳などが例であり、死後の世界としての地獄には比較できないものがあろう。「往生」も死ぬことを意味する程度であれば、それほど不思議ではないが「往生際が悪いから閉口した」という意味の「往生した」に至っては、仏教とは無縁ものと思われる。
しかしながら、これらの言葉の多くは、死者を葬り、彼岸への往生を願う習俗を通じて定着したものが中心になっているようである。
◎仏教を通じて多くの言葉が生まれた。
常に先祖を思う心を大切にさせて頂き秋には、お彼岸があります、ただの祝日ではなくご先祖を敬う日に致しましょう。
