「名僧とは何か」

永遠なる救いを求めて

歴史を動かした名僧

 

たべもの仏教史

・納所から生まれた「粘り豆」

大豆を煮てワラ苞に入れ、40℃位の温度で発酵させると、ネバネバしてきて糸を引くようになる。つまり「納豆」。

現在、地球上でこの奇妙な大豆発酵食品を食べるのは日本人だけである。

 

ワラには、天然の納豆菌が付着しており、納屋はムロ的な役割を立派にはたす。江戸時代の書物に僧家の台所である。

「納所」で作るものだから「納豆」と呼ぶちいう説だ出ている。

 

南北朝政争の犠牲となり、出家した光厳法皇は丹波山国の常照皇寺に入り、勤行を重ねていた。法皇に同情した村人たちは、慣例で煮る歳末のミソ豆を新ワラの苞に納めて献上した。

 

法皇は、毎日食べたが、とても食べきれない。何日かたつと豆が糸を引き、塩をかけると数倍もうまくなっている。

この粘り豆のことは村中に知れ渡り、「法皇様の納豆」として大評判になった。

 

◎色々な食文化が広がりました。

納豆も素晴らしいですね、でも私は食わず嫌いで味はしりません、機会があっても無理です。