「名僧とは何か」

 

日本文化の基礎

空海の日本文化史における影響力はどうであったか見てみよう。漢字・漢文学・詩歌・書道・音韻学等の諸分野において、空海はその殆んど全部を決定し、ひいては今日の日本文化の基礎をつくり上げた大功労者といえる。

 

「弘法も筆の誤り」とか「五筆大師」とかいわれるように、空海の大陸文化の理解度は類を絶している。

空海の漢文が「和臭無し」として大陸で絶讃を浴びたことはよく知られているとおりであるが、たしかに空海以後の漢文は明らかに類が下がることが指摘されている。

 

系統を別にする漢文・漢語を定着させた功の、全般でないまでも過半は空海に帰していいのではないかと思う。

 

空海は承和二年、高野山において入定。六十三歳であった。

 

◎空海の功績は今も伝えられ弘法大師信仰は多くの人に称賛されている。

私は法華経を信じ尊び学び続けさせて頂きます。