「仏教名言60の知恵」

生老病死の悩みを癒す

おかげさまで生きられる

 

罷り通る「近攻遠交」の虚実

 

*賢治ブームに湧いた世評の移り変わり

一九九六年は作家であり、仏教信仰に生きた宮沢賢治の生誕百年にあたり、その郷里、花巻市をはじめ全国各地でその業績を称え、追憶するさまざまな記念行事が行われた。

こうして百年を経た今日まで、その作品を通じて多くの人びとから顕彰され、その人生の影響を与えることは作家冥利につきる。

しかしながら、こうした作家もその生前は、地元で厚遇されたかというと事実はさにあらず、「気違い賢治」などと揶揄され、変人扱いされ、その死後、生誕地を離れて有名になり、はじめて見直されたようだ。

 

どうも、近くの隣人にいくら偉い人物が輩出しても、その言動に身近に接しているせいか偉さがわからず、集団主義の中にあって突出すると妬みややっかみから冷遇視され、当人は故郷を追われ他に移り、そこで大成するに及んで改めて珍重されるようだ。

 

昔から「近攻遠交」という言葉があり、身近な者同士では競争心から互いにけなし合い、遠くにいる者同士のほうが仲がよいという意味である。

ある一定の距離を置いた人同士のほうが友情が涌きやすいかもしれない。

 

◎宮沢賢治さんの生き方が色々なところで語り続けられています。

私も宮沢賢治さんの慈悲心を受け続けさせて頂けるよう心の変革を目指します。

 

一乗会本部教会のホームページ

http://ichijo-123.net/