「仏教名言60の知恵」

生老病死の悩みを癒す

おかげさまで生きられる

他人から非難されたとき

 

*繰り返される愚かさに気づく

「打つ人も打たれる人ももろともに、ただひとときの夢のたわむれ」

南北朝時代の禅僧であった夢窓国師も、あるとき暴漢に襲われ、いわれもないのにメッタ打ちされたことがある。

その折り傍に居合わせた弟子たちが非憤最慷慨し、「なぜ殴り返さないのですか?」と問うたところ、返ってきた言葉が冒頭の句であったといわれる。

 

師ほどの人なら、殴り返すことくらいたやすいことだっただろうが、それをあえて思いとどまり、何事もなかったように泰然自若としていたのは何か深いわけがあるにちがいないと、弟子たちが質すと、「殴り返せば相手は余計いきり立って殴りかかってくるだろう。それではいつまでたってもことは落着せず、恨みが重なるだけで何の益もないからだ」と諭されたという。

 

世間には子供の間だけではなく大人の間にもいろいろな形のいじめが存在しているようで、自分の思い通りにならない相手がいると、なんとかして服従させようと、卑劣な手段を弄してまでも、相手が屈伏するまでその手をゆるめず、無条件降伏をしてはじめて溜飲を下げるようだ。

こうした状態に追い込まれた場合には、こちらが相手以上の実力や理屈で相手を負かすか、その場から逃げるか、相手の気のすむまでいじめられるか、のいずれかを選ばなければなるまい。

 

◎現在の地球上においても人間の身欲五欲により戦争が繰り広げられている。

日本においても戦国時代、多くの武将が領土を広げるため戦争を起こし領土拡大したが報復に報復を重ね滅びていった。

どんな戦いもしてはいけないことを肝に銘じます。

 

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