「仏教名言60の知恵」
生老病死の悩みを癒す
生の悩みを克服する名言
悔いのない人生を送る
「徒然草」の滋味掬すべき人生訓
・されば朝には紅顔ありて、夕べには白骨となれる身なり
いつも思うことであるが、私たちは毎年、総理府が発表する日本人の平均寿命の統計に影響されてか、まさか自分に明日の命がないとは到底考えられず、「いつまでも生きている気の顏ばかり」している。
ところが、交通事故などの不慮の災害に遭うと、昨日まで元気だった身内のものや、関係者が今日は言葉を交わすことのできない無残な姿になったのを直視して驚愕し、どうしてこの世は無常なんだろうと意気消沈してしまう。
しかしながら、よくよく考えてみると「明日ありと思うこころの仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは」で、私たちの明日の命の保証はどこにもなく、いつ死んでも不思議ではない。もし、明日自分が死ななければならない運命にあるとしたら、おそらく生きている間にしておくべきことに全力を尽くすことだろう。
鎌倉南北朝時代の兼好法師はその著「徒然草」で、「されば、人、死を憎まば、生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらん」と述べているように、今日限りの命を大切にし、思う存分人生を楽しむべきだ。
「若きによらず、強きにもよらず、思ひ懸けぬは死期なり。今日まで遁れ来にけるは、ありがたき不思議なり」と思えば、今日まで生きて来られたことに対して感謝の念も湧くだろう。
◎人生は無常である事を認識させて頂き日蓮聖人の「臨終の事を習いて後に他事をならうべし」を肝にめいじ修行させて頂きます。
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