「心のモヤモヤが消える仏教の言葉」

鳥沢廣栄、法恩院住職の著

「心のモヤモヤが消える仏教の言葉」

鳥沢廣栄、法恩院住職の著

 

「因縁生滅理」

因縁は仏教の基本的理念です。

一切の存在は、すべてその存在原因があります。

原因に様々な作用が影響して、存在が生まれてくる、というのが因縁です。

原因が「因」で作用が影響することを「縁」といいます。

 

この世の存在と出会ったり関係しあったり、様々な現象や出来事と出会うのは、この世に自分自身が存在するからです。

「我」というものが存在しなければ、この世の一切の存在や現象に関わることはありません。ですから、一切の存在が存在する理由は「我」が存在することによります。「我」が滅してしまえば、一切の存在も滅します。

これが「因縁生滅理」です。

「我」が生じるから一切が存在し、「我」が滅すれば一切が滅するのです。

これを理解すれば、覚りに至ります。

 

ならば、自分を滅してしまえば、いろいろな苦しみから解放されるのか、というとそうではありません。ここでいう「我」を滅するとは、生きていて行うものであり、自分が死ぬことではないのです。「我」を滅するとは、自分と他人の差別を無にし、誰にでも平等に接することができ、どんなことが起きても怒らず、嘆かず、怨まず、妬まず、清々しい気持ちでいられることです。それが「我」を滅することなのです。

 

◎一切の存在は原因があり結果があります。

因縁因果の法則を悟り死んだら終いという心を払拭します。

 

一乗会本部教会

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