「心のモヤモヤが消える仏教の言葉」

鳥沢廣栄、法恩院住職の著

「心のモヤモヤが消える仏教の言葉」

鳥沢廣栄、法恩院住職の著

 

「三昧魔」

三昧といえば、何かに夢中になっていること、集中していることを意味します。贅沢三昧、映画三昧、読書三昧などといいます。

この三昧はサンスクリット語の「サマーディ」の音写です。

意味は心静かに集中することです。禅定と同じ意味を持っています。

したがって、三昧は心が安定し穏やかな状態になっていなければなりません。

 

しかし、三昧の中でも厄介な三昧もあります。それが「三昧魔」です。

三昧にとらわれ、三昧の意味を見失うことです。つまり、集中しょうとして集中できなくなり焦ってしまう、落ち着けなくなり焦り出す。

そんな状態を三昧魔といいます。また、三昧に執着しすぎて夢中になってしまうことも三昧魔に入ります。

 

本来の三昧は心が穏やかに安定した状態でした。ところが、三昧魔は夢中になってしまうのです。同じ集中した状態でも三昧魔は心穏やかではなく、やや興奮状態にあるのです。何かに夢中になっているとき、周囲のことが耳に入らなくなってしまいます。それは、集中しているようで集中ではないのです。魔にとらわれているだけなのです。

集中しているときの心は、穏やかで静かなるものなのです。

三昧魔に心を奪われないようにしてください。

 

◎三昧魔とは、落ち着けなくなり焦ることです。

解消するには心を一つの対象に集中して動揺しない状態です。凡夫の身おいてはいろいろな雑念と動揺があります。

如何に雑念を少なくして正しく集中することを仏の教えにそって学んでいきます。

 

一乗会本部教会

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