「心のモヤモヤが消える仏教の言葉」

鳥沢廣栄、法恩院住職の著

 

「一大事

大事件が起こると、ニュースで「一大事」と告げることがあります。

しかし、本当の一大事は事件ではありません。

 

「法華経」の方便品に「諸仏は、ただ一大事の因縁の故にこの世に現れる」とあります。その一大事とは、如来による衆生救済です。

つまり、人々の苦しみを取り除き、楽を与えるために仏陀が出現したということが、一大事なのです。

 

仏教は、人々の苦しみを取り除き楽を与えるための教えです。

そのためにお釈迦様は教えを説いたのです。ですから、仏教には、苦しみや悩みから救われる方法がたくさん説かれています。それを知らないというのは損なことです。

 

人生において解決できないような一大事はありません。

どんなことでも解決できるものなのです。本当の一大事はあなたがあなたの困難を解決し、心の安楽を得ることなのです。

 

◎法華経のすべてのところに、仏様の慈悲の教えが説かれています。その中に、(法華経、譬喩品)に「三車火宅」譬えがあります。

ある時、長者の邸宅が火事になった。中にいた子供たちは遊びに夢中で火事に気づかず、長者が説得するも外に出ようとしなかった。

そこで長者は子供たちが欲しがっていた「羊車・鹿車・牛車の三車が門の外にあるぞ」といって、子供たちを導き出した。その後さらに立派な大白牛車を与えた。この物語の長者は仏で火宅は苦しみの多い三界、子供たちは三界にいる一切衆生、羊車・鹿車・牛車とは声聞・縁覚・菩薩(三乗)のために説いた方便の教えでそれらの人びとの機根(仏の教えを理解する素養や能力)を三乗の方便教で調整し、その後大白牛車である一乘の教え(法華経)与えられた。

仏様の慈悲心を深く学び行に撤しさせて頂きます。

 

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