日蓮聖人の生き方

法華経との出会い

法華経信仰と人生

日蓮聖人の語った故事説話

当意即妙

おまえが私の子として、父の遺言であるから法華経を書写しないと申したので、その言葉は炎となって私の身を責め、剣となって天より降ってきた。

おまえの不幸は際限のないほどであるが、これも私の遺言を守ったため自分がこのような責苦にあったのだから自業自得の結果であって恨むこともできない。そう思っていたところ、一体の金色の仏が地獄の底に出現された。私は、たとえ全世界にわたるほどの不善の罪を犯した人たちがいようとも、一度でも法華経を聞けば菩提を得られると述べられた。この仏が無間地獄に入られると、大火に大水をかけたように苦しみはたちまちやんだ。私は合掌して仏に何という仏様ですか、と尋ねると、仏はこう答えられた。われは、汝の子遺竜が今書いた法華経の題目六十四字の内の妙の一字なりと仰せられた。法華経八巻、その八巻ごとの題目を妙法蓮華経第一から巻第八までを書いたのだから八八・六十四の仏であられる。そこで、私や他の罪人は皆蓮の上の仏となり、只今より弥勒菩薩のおられる都卒の内院へ参ることになった。

◎お題目、書写の功徳は偉大ですね、お題目書写を許される我身の幸せを喜び感謝させて頂きます