「布施」―求道と出会い

◎寒梅に春灯る

今年は暖冬のためか、去年より一足早く境内の梅は満開である。この間の五日は檀家さんの娘、美恵子さんの一周忌だった。葬儀の日は雪まじりの寒い日で戒名にも寒をとり「寒梅妙信女」とつけた。廻る来る寒梅は春の兆しと共に満開だが、美恵子さんの寒梅は十九歳の蕾のままで終わった。葬儀の時、勤め先の院長さんの「寒い朝、石油をかぶり、自分で火をつけるなんて、さぞ熱かったろう」といった温かい弔辞が今も心に残る。まだ若い両親の悲しみは、美恵子さんの夢が親子共々に大きくふくらんでいた矢先だけにひとしお深かった。今年も大寒に入ると例年通り、本堂で唱題行での寒行を行った。一月の行事案内の「お題目の貯金が大切です」との呼びかけに例年にない多くの参加があった。その中に恵美子さんのお母さんの姿も見られた。ご宝前での力強い唱題は、声も惜しまず一心に続いた。悲しくも暗い心は、信心と変わり、悲しい寒梅は明るい信心の火を点じたのである。           山中前賢さんの著書より

◎吸う息、吐く息の間に命は亡くなる。命は尊い与えられた命を

大切に仏さまの教えを実践させて頂く責務がありますね。

 

 

=一乘会からのお知らせ=

◎10月23日(水)午後1時より、写経会、バザーを開催させて頂きます。宗旨宗派は関係なく、どなたでも御参加して頂けます、今も色々な宗派の方がお越し頂いております。会員への勧誘等は致しませんので御安心下さい、お気軽にお越し下さい、お待ちしています。

詳しくは一乘会のホームページをご覧ください。

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